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株式会社ヤマックス

創業60周年 技術を磨き上げ飛躍

─昨年はどんな一年でしたか。

茂森 一昨年から建設業界は「西高東低」の傾向でしたが、昨年はより鮮明になった印象です。西日本は特に九州が好調で、沖縄県の国道58号の拡幅工事、宮崎県の東九州自動車道の新設工事、また各県において防衛設備関連事業や災害防止を目的とした環境整備も活気を帯びています。県内では、2024年の操業に向けて急ピッチで工事が進んでいる半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)だけで約1兆円規模の工事になると言われており、今後も堅調に推移すると思われます。一方、東日本は東日本大震災から10年がたち東北の復旧復興工事がほぼ終了したことから、当社グループも(株)東北ヤマックスの再構築を図っています。一方、関東は新型コロナウイルスの影響で止まっていた案件がようやく動き出し、復調の兆しが見え始めました。

─昨年春、人吉工場の工場長に建設業界ではまだ珍しい女性が就任したそうですね。

茂森 人吉工場長に女性を抜てきし、話題を呼びました。私の知る限り、業界初ではないでしょうか。彼女はコンクリートの品質管理を担当する非常に有能な技術者で、熱い思いと向上心を持って工場運営に当たってくれています。人吉工場の操業開始は平成23年。当時は九州に7カ所ある生産拠点の中で中規模でしたが、熊本豪雨で地元企業が被災し、コンクリート製品の安定供給が難しくなったことを機に生産体制の増強を図りました。今や県南の主力工場としてフル稼働しています。女性工場長が引っ張ることで、会社全体の刺激になることを期待します。

─今後の展望をお聞かせください。

茂森 当社は今年60周年を迎えます。節目を前に原点回帰し、培ってきた経験と技術力をさらに磨き上げることで「強くてしなやかな国土」の整備に微力ながら貢献していきたいと思います。具体的には、少ない人員で設置可能なプレキャスト(形成済み)コンクリートを使った水害対策の提案、情報をいち早くキャッチして製品にフィードバックできる設計営業の強化など、世の中が求めるものに的確にフォーカスし、利益増につなげていきます。働きやすい環境整備にも力を入れており、昨年は初任給アップや三大疾病保険の会社負担などを実施し、今年は完全週休2日制の導入により、年間休日を10日ほど増加させます。今後、株主対象の工場見学ツアーを開催するなど、新たな取り組みをスタートさせ、社内外で当社のファン獲得を目指します。
 

インフラや環境整備に利用されるコンクリート二次製品をつくる同社のイメージ画像
インフラや環境整備に利用されるコンクリート二次製品をつくる同社のイメージ画像

代表取締役社長 茂森 拓氏
代表取締役社長 茂森 拓氏

創業60周年 技術を磨き上げ飛躍

─昨年はどんな一年でしたか。

茂森 一昨年から建設業界は「西高東低」の傾向でしたが、昨年はより鮮明になった印象です。西日本は特に九州が好調で、沖縄県の国道58号の拡幅工事、宮崎県の東九州自動車道の新設工事、また各県において防衛設備関連事業や災害防止を目的とした環境整備も活気を帯びています。県内では、2024年の操業に向けて急ピッチで工事が進んでいる半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)だけで約1兆円規模の工事になると言われており、今後も堅調に推移すると思われます。一方、東日本は東日本大震災から10年がたち東北の復旧復興工事がほぼ終了したことから、当社グループも(株)東北ヤマックスの再構築を図っています。一方、関東は新型コロナウイルスの影響で止まっていた案件がようやく動き出し、復調の兆しが見え始めました。

─昨年春、人吉工場の工場長に建設業界ではまだ珍しい女性が就任したそうですね。

茂森 人吉工場長に女性を抜てきし、話題を呼びました。私の知る限り、業界初ではないでしょうか。彼女はコンクリートの品質管理を担当する非常に有能な技術者で、熱い思いと向上心を持って工場運営に当たってくれています。人吉工場の操業開始は平成23年。当時は九州に7カ所ある生産拠点の中で中規模でしたが、熊本豪雨で地元企業が被災し、コンクリート製品の安定供給が難しくなったことを機に生産体制の増強を図りました。今や県南の主力工場としてフル稼働しています。女性工場長が引っ張ることで、会社全体の刺激になることを期待します。


代表取締役社長 茂森 拓氏
代表取締役社長 茂森 拓氏

 
─今後の展望をお聞かせください。

茂森 当社は今年60周年を迎えます。節目を前に原点回帰し、培ってきた経験と技術力をさらに磨き上げることで「強くてしなやかな国土」の整備に微力ながら貢献していきたいと思います。具体的には、少ない人員で設置可能なプレキャスト(形成済み)コンクリートを使った水害対策の提案、情報をいち早くキャッチして製品にフィードバックできる設計営業の強化など、世の中が求めるものに的確にフォーカスし、利益増につなげていきます。働きやすい環境整備にも力を入れており、昨年は初任給アップや三大疾病保険の会社負担などを実施し、今年は完全週休2日制の導入により、年間休日を10日ほど増加させます。今後、株主対象の工場見学ツアーを開催するなど、新たな取り組みをスタートさせ、社内外で当社のファン獲得を目指します。
 

インフラや環境整備に利用されるコンクリート二次製品をつくる同社のイメージ画像
インフラや環境整備に利用されるコンクリート二次製品をつくる同社のイメージ画像

Data

概要

所 在 地

〒862-0950 熊本市中央区水前寺3丁目9-5
【電話】096(381)6411

事業内容

土木・建築用コンクリート製品の製造・販売・戸建て住宅の販売

設   立

昭和38年10月10日

資 本 金

17億5,204万円

役   員

代表取締役会長/茂森 潔

代表取締役社長/茂森 拓

取締役副社長/森 將彦

常務取締役/名村朝克、西田親良

取締役/浦崎啓介、津留 清

監査役/長岡純生、松山隆文、中島邦介

従業員数

502人

支 店 等

3支店、8工場、8営業所

関係会社

(株)東北ヤマックスほか

ホームページ

https://www.yamax.co.jp/