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和久田建設株式会社

ゼネコンの技術をより幅広い分野に

─コロナの影響と昨年の施工実績をお願いします。

和久田 前年とほぼ同程度ですが、公共工事が前年度から増えつつあります。現在は八代市庁舎を建設中で、宇城市の小川中学校も着工しました。土木事業が全体の8%程度、住宅が4―5%、その他がビルなど一般建築関係です。住宅についてはウッドショックの影響もあるようですが、一般建築においては鉄骨など資材の高騰はあるものの、コロナの影響はさほど大きくないと感じています。ただ、弊社は元々、江戸時代の大工棟梁だった和久田源三郎の次男・和久田精造が分家し、明治27(1894)年に創業。以来、住宅を造ってきた歴史があります。今後はゼネコンの技術力を生かして、住宅建築の割合を全体の15%程度にまで膨らませていきたいと考えています。重量鉄骨、木造、RC(鉄筋コンクリート)、SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)など、構造も含めて住宅にはまだまだ、いろんなアイデアが無限に生かせると思います。

─技術力という点では、「すべり免震」を特許出願中です。具体的にはどのようなものなのでしょう。

和久田 個人的にも、以前から「職業を通じて社会に貢献することが大切」という思いを持っており、熊本地震をきっかけに、建設業の使命はやはり、強い住宅を造ることだと改めて感じました。「すべり免震」は福岡大との共同研究によって生まれた免震システムです。ベースコンクリートの上にガルバリウム鋼板を敷き、建物だけを滑らせることで地震の揺れを受け流すもので、建築物へのダメージを軽減させることにつながります。平屋の場合は面積が大きくなり、摩擦が増すため滑りにくくなりますが、2階建てをサイコロのような形にし、壁を鉄筋コンクリート、屋根を木造にすれば、頭が軽くなる一方で重心が下がり、滑りが安定します。「RCキュービック」と名付けて八代市内に10棟建設しており、現在、特許出願中で、正式に取得できてから、広報活動にも力を入れていく予定です。

─今後、住宅や建物に何が求められ、技術を生かして何を提供していきたいとお考えでしょうか。

和久田 建築の基本は、いかに機能的で満足できる空間を提供できるかです。素材なども含めて心が安らぐ場所であることも大切です。建築は総合芸術。「作品集団主義」という考え方のもと、安全管理や品質管理、工程管理などを徹底し、発注者だけでなく設計士など、全ての人との絆を大切に、心の和と技術の輪を一つにして、魅力ある建物を造り続けていきたいと思っています。
 

 
熊本本社ビル(左)と八代本部ビル(右)

代表取締役社長 和久田 数臣氏

ゼネコンの技術をより幅広い分野に

─コロナの影響と昨年の施工実績をお願いします。

和久田 前年とほぼ同程度ですが、公共工事が前年度から増えつつあります。現在は八代市庁舎を建設中で、宇城市の小川中学校も着工しました。土木事業が全体の8%程度、住宅が4―5%、その他がビルなど一般建築関係です。住宅についてはウッドショックの影響もあるようですが、一般建築においては鉄骨など資材の高騰はあるものの、コロナの影響はさほど大きくないと感じています。ただ、弊社は元々、江戸時代の大工棟梁だった和久田源三郎の次男・和久田精造が分家し、明治27(1894)年に創業。以来、住宅を造ってきた歴史があります。今後はゼネコンの技術力を生かして、住宅建築の割合を全体の15%程度にまで膨らませていきたいと考えています。重量鉄骨、木造、RC(鉄筋コンクリート)、SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)など、構造も含めて住宅にはまだまだ、いろんなアイデアが無限に生かせると思います。

─技術力という点では、「すべり免震」を特許出願中です。具体的にはどのようなものなのでしょう。

和久田 個人的にも、以前から「職業を通じて社会に貢献することが大切」という思いを持っており、熊本地震をきっかけに、建設業の使命はやはり、強い住宅を造ることだと改めて感じました。「すべり免震」は福岡大との共同研究によって生まれた免震システムです。ベースコンクリートの上にガルバリウム鋼板を敷き、建物だけを滑らせることで地震の揺れを受け流すもので、建築物へのダメージを軽減させることにつながります。平屋の場合は面積が大きくなり、摩擦が増すため滑りにくくなりますが、2階建てをサイコロのような形にし、壁を鉄筋コンクリート、屋根を木造にすれば、頭が軽くなる一方で重心が下がり、滑りが安定します。「RCキュービック」と名付けて八代市内に10棟建設しており、現在、特許出願中で、正式に取得できてから、広報活動にも力を入れていく予定です。 


代表取締役社長 和久田 数臣氏


─今後、住宅や建物に何が求められ、技術を生かして何を提供していきたいとお考えでしょうか。

和久田 建築の基本は、いかに機能的で満足できる空間を提供できるかです。素材なども含めて心が安らぐ場所であることも大切です。建築は総合芸術。「作品集団主義」という考え方のもと、安全管理や品質管理、工程管理などを徹底し、発注者だけでなく設計士など、全ての人との絆を大切に、心の和と技術の輪を一つにして、魅力ある建物を造り続けていきたいと思っています。
 

熊本本社ビル(左)と八代本部ビル

Data

概要

創   業

明治27年5月(1894年5月)

設   立

昭和22年5月(1947年5月)

事業内容

建築・土木・住宅・設計・施工・管理

所 在 地

(熊本本社) 〒862-0976 熊本市中央区九品寺2丁目8-19
【電話】096(366)8111
(八代本部) 〒866-0055 熊本県八代市迎町2丁目9-10
【電話】0965(32)5171
(福岡支社) 〒812-0006 福岡市博多区上牟田1丁目28-16
【電話】092(475)1575

役   員

5人

ホームページ

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