株式上場は通過点 さらなる高みへ
─TOKYO PRO Marketへの上場、おめでとうございます。
三嶋 東京証券取引所のTOKYO PRO Marketへの新規上場が昨年11月、承認されました。会社を設立して以来、上場を大きな目標として掲げてきました。数年前から社内に上場準備委員会を設置し、外部アドバイザーの助言を得ながら上場のための施策を一つ一つ積み重ね、社員一丸となって取り組んだ結果、上場することができました。売り上げや利益を上げていくだけなら、上場の必要性はなかったかもしれません。しかし、これからも価値ある企業としてブランド力を高め、成長・存続し社会に貢献していくために、上場を選択しました。もちろん、今後の事業継承も視野に入れていますし、より優秀な人材を獲得したいという思いもあります。
─モノづくり企業への転換を目指しておられます。
三嶋 初の自社工場を一昨年6月、北九州に開設。昨年4月には、精密機械関連の製造を行う工場を南関町にも開設しました。世界的半導体企業のTSMC(台湾積体電路製造)の進出に伴い、会社として急ピッチで周辺地域での自社工場(ファクトリーセンター)新設計画を進めているところです。構想としては、半導体関連の業務に対応できるクリーンルームの設置や組み立てエリアの併設を考えています。これまで取引企業内で行っていた請負業務を自社工場内に移行することで業務拡大を図るとともに、モノづくりを通して働く人たちが現場で学びながら技能を習得できるよう環境づくりにも力を入れていきます。また、近隣に工場で働く人の住まいが不足しているため、関連会社「松濤(しょうとう)」で現在、合志市に賃貸住宅を建設中です。
─今後のビジョンをお聞かせください。
三嶋 1999年、特にITに詳しいというわけでもなかった私はビジネスとしてIT企業を設立しました。以来、常に会社の代表であると同時に、トップ営業マンとして社員の先頭に立ってきました。変化が激しい今の時代に企業が成長していくためには、常にチャレンジしていかなければならないというのが私の考え方です。何もせずして現状が維持できるような錯覚に陥ってはいけません。そういう意味でも今回の上場はあくまでも通過点であり、これからもさらに上を目指していきます。将来的に私がいなくなっても会社が成長できる礎をつくることで、皆にこの会社で幸せになってもらいたいと考えています。


株式上場は通過点 さらなる高みへ
─TOKYO PRO Marketへの上場、おめでとうございます。
三嶋 東京証券取引所のTOKYO PRO Marketへの新規上場が昨年11月、承認されました。会社を設立して以来、上場を大きな目標として掲げてきました。数年前から社内に上場準備委員会を設置し、外部アドバイザーの助言を得ながら上場のための施策を一つ一つ積み重ね、社員一丸となって取り組んだ結果、上場することができました。売り上げや利益を上げていくだけなら、上場の必要性はなかったかもしれません。しかし、これからも価値ある企業としてブランド力を高め、成長・存続し社会に貢献していくために、上場を選択しました。もちろん、今後の事業継承も視野に入れていますし、より優秀な人材を獲得したいという思いもあります。
─モノづくり企業への転換を目指しておられます。
三嶋 初の自社工場を一昨年6月、北九州に開設。昨年4月には、精密機械関連の製造を行う工場を南関町にも開設しました。世界的半導体企業のTSMC(台湾積体電路製造)の進出に伴い、会社として急ピッチで周辺地域での自社工場(ファクトリーセンター)新設計画を進めているところです。構想としては、半導体関連の業務に対応できるクリーンルームの設置や組み立てエリアの併設を考えています。これまで取引企業内で行っていた請負業務を自社工場内に移行することで業務拡大を図るとともに、モノづくりを通して働く人たちが現場で学びながら技能を習得できるよう環境づくりにも力を入れていきます。また、近隣に工場で働く人の住まいが不足しているため、関連会社「松濤(しょうとう)」で現在、合志市に賃貸住宅を建設中です。

─今後のビジョンをお聞かせください。
三嶋 1999年、特にITに詳しいというわけでもなかった私はビジネスとしてIT企業を設立しました。以来、常に会社の代表であると同時に、トップ営業マンとして社員の先頭に立ってきました。変化が激しい今の時代に企業が成長していくためには、常にチャレンジしていかなければならないというのが私の考え方です。何もせずして現状が維持できるような錯覚に陥ってはいけません。そういう意味でも今回の上場はあくまでも通過点であり、これからもさらに上を目指していきます。将来的に私がいなくなっても会社が成長できる礎をつくることで、皆にこの会社で幸せになってもらいたいと考えています。

Data
概要
所 在 地 | 〒862-0954 熊本市中央区神水2丁目9-1 TECHNO-CREATIVEビル |
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事業内容 | 総合エンジニアリング事業(システムインテグレーション、エンジニアリング、メディカルサポート) |
設 立 | 1999年9月 |
資 本 金 | 5,000万円 |
従業員数 | 1,363人(2022年9月現在) |
支社支店 | 東京支社、名古屋支社、大阪支社、福岡支社、北九州支店、久留米支店、大分支店 |
関連企業 | (株)総合プラント、(株)松濤 |
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