HOME | トップインタビュー | 株式会社TaKuRoo

株式会社TaKuRoo

新会社設立で地域交通の発展目指す

─昨年4月、新会社を立ち上げられました。

小山 肥後交通グループとミハナグループの事業会社10社が合併し、新会社「TaKuRoo(タクルー)」を設立しました。保有台数は計330台で、県内最大となります。持ち株会社の地域交通ホールディングスが事業管理や参入企業の精査、地域交通の企画立案を行い、当社はタクシー事業運営を担っています。タクシー業界は近年、経営難や乗務員不足、事業承継など慢性的な課題を抱えており、稼働率や顧客サービスの低下が懸念されていました。この問題は特に〝郡部〟と呼ばれるエリアで切実です。地域の交通インフラを守り、乗務員の雇用を維持するには業界の団結が必要と判断しました。

─会社設立後の取り組みを教えてください。

小山 業務を効率化し収益性を改善するために無線配車窓口を一本化し、現在IoTを活用した新しい配車システムを構築中です。会社の統一感を図ろうと乗務員の制服をユニクロ製ユニホームに刷新したほか、SDGs推進の一環として環境に配慮したEV車、ハイブリッド車約60台を配備しました。健康経営にも力を入れており、深夜帯に働く従業員の年2回の健康診断に加え、高齢の従業員が多いことから脳の血管の状態を調べるMRA検査を導入。病気の早期発見に期待でき、従業員に安心感を与えることができました。世安営業所では企業内保育所を運営しており、女性ドライバーの乗務や短時間就業といった多様な働き方に対応できる環境も整備しています。こうした新しい取り組みを通して、従業員のモチベーションも高まっていると感じています。「TaKuRoo」という名称やロゴマークに関しては、今ではお客さまに覚えていただき、地域でも定着しつつあるのではないでしょうか。昨年秋には、AIを活用した「相乗りタクシー」の実証実験を健軍エリアで実施。利用状況に応じてAIが最適な配車や経路を判断する仕組みで、複数の利用者を運ぶため料金が割安になります。社会的な試みには今後も率先して協力していきます。

─抱負を聞かせてください。

小山 コロナ禍が収まり人流が活発化すれば、日常での利用のほか観光、VIP送迎といったタクシー需要が高まるでしょう。他社にはない高級車も準備していますので、さまざまなシーンで当社を選んでもらえるよう「TaKuRoo」ならではの価値を提案していきます。将来的には、電動車を活用した小さな移動サービス「グリーンスローモビリティ」の可能性についても模索していきたいですね。
 

SDGs推進の一環で環境に配慮した車を60台導入
代表取締役社長 小山 剛司氏

新会社設立で地域交通の発展目指す

─昨年4月、新会社を立ち上げられました。

小山 肥後交通グループとミハナグループの事業会社10社が合併し、新会社「TaKuRoo(タクルー)」を設立しました。保有台数は計330台で、県内最大となります。持ち株会社の地域交通ホールディングスが事業管理や参入企業の精査、地域交通の企画立案を行い、当社はタクシー事業運営を担っています。タクシー業界は近年、経営難や乗務員不足、事業承継など慢性的な課題を抱えており、稼働率や顧客サービスの低下が懸念されていました。この問題は特に〝郡部〟と呼ばれるエリアで切実です。地域の交通インフラを守り、乗務員の雇用を維持するには業界の団結が必要と判断しました。

─会社設立後の取り組みを教えてください。

小山 業務を効率化し収益性を改善するために無線配車窓口を一本化し、現在IoTを活用した新しい配車システムを構築中です。会社の統一感を図ろうと乗務員の制服をユニクロ製ユニホームに刷新したほか、SDGs推進の一環として環境に配慮したEV車、ハイブリッド車約60台を配備しました。健康経営にも力を入れており、深夜帯に働く従業員の年2回の健康診断に加え、高齢の従業員が多いことから脳の血管の状態を調べるMRA検査を導入。病気の早期発見に期待でき、従業員に安心感を与えることができました。世安営業所では企業内保育所を運営しており、女性ドライバーの乗務や短時間就業といった多様な働き方に対応できる環境も整備しています。こうした新しい取り組みを通して、従業員のモチベーションも高まっていると感じています。「TaKuRoo」という名称やロゴマークに関しては、今ではお客さまに覚えていただき、地域でも定着しつつあるのではないでしょうか。昨年秋には、AIを活用した「相乗りタクシー」の実証実験を健軍エリアで実施。利用状況に応じてAIが最適な配車や経路を判断する仕組みで、複数の利用者を運ぶため料金が割安になります。社会的な試みには今後も率先して協力していきます。
 

代表取締役社長 小山 剛司氏


─抱負を聞かせてください。

小山 コロナ禍が収まり人流が活発化すれば、日常での利用のほか観光、VIP送迎といったタクシー需要が高まるでしょう。他社にはない高級車も準備していますので、さまざまなシーンで当社を選んでもらえるよう「TaKuRoo」ならではの価値を提案していきます。将来的には、電動車を活用した小さな移動サービス「グリーンスローモビリティ」の可能性についても模索していきたいですね。
 

SDGs推進の一環で環境に配慮した車を60台導入

Data

概要

所 在 地

〒860-0079 熊本市西区上熊本3丁目1-36
【電話】096(356)5555

設   立

令和2年4月

資 本 金

500万円

事業内容

一般乗用旅客自動車運送事業、一般貸切旅客自動車運送事業、一般乗合旅客自動車運送事業、貨物軽自動車運送事業、一般自動車整備事業、運行管理業請負、運転代行業、労働者派遣業、熊本県知事登録旅行業、不動産業、有料駐車場経営

営 業 所

本社営業所、世安営業所、菊池営業所、天草営業所、人吉営業所、阿蘇営業所

従業員数

364人

ホームページ

https://takuroo.jp/