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株式会社杉本本店

国内外に黒毛和牛の魅力を発信

─念願だった海外輸出を果たされました。

杉本 当社では、オリジナルブランドの黒毛和牛「黒樺牛」を自社牧場で飼育・生産しています。一昨年から東南アジアの国々で認証を取得し、昨年3月にタイに輸出第一便が出発。今ではマカオや台湾、香港に輸出しています。昨年10月、イスラム法の基準を満たした食品であることを示す「ハラル認証」を得て、今年初春にUAEへの輸出が始まります。夏までにはイスラム圏であるマレーシアの認証を受けられるよう進めています。海外の認証を獲得したことで問い合わせが増えており、和牛の人気の高さを実感しています。また、海外では日本ほど牛肉処理技術が進んでいないため、2月から自社工場でスライスやパッケージを行うことにしました。一角に処理スペースを新設し、現地で値札を貼るだけの状態にまで商品化してから出荷します。輸出高の目標は5年後に年間500トン。当社の総出荷高の約2割に相当します。

─熊本産黒毛和牛のPRを展開されています。

杉本 熊本県産の黒毛和牛の飼育頭数は全国4位ですが、九州では宮崎や鹿児島、佐賀県産が知られており熊本は後れを取っている状況です。そこで県や農業団体、畜産業者が連携して「くまもと黒毛和牛」を統一ブランドとしてPRすることとなりました。当社も参画しており、オール熊本で知名度向上を図っているところです。自社のブランディングに関しては、実は「黒樺牛」は全国の黒毛和牛ブランドの中で生産頭数第1位ですが、残念ながらあまり知られていません。今後はSNSなどを活用しながら広くアピールしていきたいですね。

─SDGsを推進されています。

杉本 海外ではSDGsに対する意識が非常に高く、食品の輸出を手掛ける企業として安全面や環境面での取り組みは必須です。食品安全管理マネジメントシステム「FSSC22000」や食品衛生管理に関する国際基準「HACCP(ハサップ)」などを取得しており、当社の精肉は賞味・消費期限が長く設定できるため食品ロスを防ぐことが可能です。昨年の夏には工場の屋根にソーラーパネルを設置し、使用電力の3割強を賄っています。牧場では2万頭の牛を飼育していますが、牛のげっぷには温室効果ガスの一つであるメタンガスが含まれていることから、削減対策としてメタンガスの排出を抑制する飼料の開発を進めています。畜産業者の責任として、国内外に安心・安全で環境に配慮した食品を届けられるよう努めていきます。
 

一昨年6月に完成した新本社工場
代表取締役 杉本 光士郎氏

国内外に黒毛和牛の魅力を発信

─念願だった海外輸出を果たされました。

杉本 当社では、オリジナルブランドの黒毛和牛「黒樺牛」を自社牧場で飼育・生産しています。一昨年から東南アジアの国々で認証を取得し、昨年3月にタイに輸出第一便が出発。今ではマカオや台湾、香港に輸出しています。昨年10月、イスラム法の基準を満たした食品であることを示す「ハラル認証」を得て、今年初春にUAEへの輸出が始まります。夏までにはイスラム圏であるマレーシアの認証を受けられるよう進めています。海外の認証を獲得したことで問い合わせが増えており、和牛の人気の高さを実感しています。また、海外では日本ほど牛肉処理技術が進んでいないため、2月から自社工場でスライスやパッケージを行うことにしました。一角に処理スペースを新設し、現地で値札を貼るだけの状態にまで商品化してから出荷します。輸出高の目標は5年後に年間500トン。当社の総出荷高の約2割に相当します。

─熊本産黒毛和牛のPRを展開されています。

杉本 熊本県産の黒毛和牛の飼育頭数は全国4位ですが、九州では宮崎や鹿児島、佐賀県産が知られており熊本は後れを取っている状況です。そこで県や農業団体、畜産業者が連携して「くまもと黒毛和牛」を統一ブランドとしてPRすることとなりました。当社も参画しており、オール熊本で知名度向上を図っているところです。自社のブランディングに関しては、実は「黒樺牛」は全国の黒毛和牛ブランドの中で生産頭数第1位ですが、残念ながらあまり知られていません。今後はSNSなどを活用しながら広くアピールしていきたいですね。
 

代表取締役 杉本 光士郎氏


─SDGsを推進されています。

杉本 海外ではSDGsに対する意識が非常に高く、食品の輸出を手掛ける企業として安全面や環境面での取り組みは必須です。食品安全管理マネジメントシステム「FSSC22000」や食品衛生管理に関する国際基準「HACCP(ハサップ)」などを取得しており、当社の精肉は賞味・消費期限が長く設定できるため食品ロスを防ぐことが可能です。昨年の夏には工場の屋根にソーラーパネルを設置し、使用電力の3割強を賄っています。牧場では2万頭の牛を飼育していますが、牛のげっぷには温室効果ガスの一つであるメタンガスが含まれていることから、削減対策としてメタンガスの排出を抑制する飼料の開発を進めています。畜産業者の責任として、国内外に安心・安全で環境に配慮した食品を届けられるよう努めていきます。
 

一昨年6月に完成した新本社工場

Data

概要

所 在 地

〒861-4307 宇城市豊野町巣林538番地
【電話】0964(45)2611

事業内容

食肉卸、小売、和牛繁殖、和牛肥育

設   立

昭和58年1月(創立 昭和23年1月)

資 本 金

5,000万円

役   員

取締役会長/杉本知彌
代表取締役/杉本光士郎
専務取締役/杉本侑次朗

従業員数

145人(グループ計)

グループ企業

(株)矢岳牧場、(株)スギモトファーム

ホームページ

http://www.sugimotohonten-shop.com/