オフィス周りの新しいDX化を提案
─熊本本店の立て替え工事の進ちょくは。
藤井 昨年10月から既に新オフィスでの業務をスタートしていますが、旧社屋の解体や外構整備など全ての工事を終える今年の春に完成となります。立て替えは2020年に迎えた創業130周年の事業の一環として進めてきました。コロナ禍が始まった当初、テレワークが一気に進み、オフィス不要論が出ました。しかし、オフィスでアイデアや情報が交差してこそ、創造的な仕事につながることを実証するため、オフィスを「知的生産の森=GRIP(グリップ)」と名付け、ショールームも兼ねた形で展開しています。熊本を大分、福岡に続く活動の中心拠点に位置付けています。
─GRIP熊本の特徴を教えてください。
藤井 知的生産の森・GRIPは「コンフォート」「クリエーティブ」「DX」をテーマに、新しいオフィス周辺のDX化を提案するライブショールームです。仕事の内容や気分で働く場所を変える「ABW(Activity Based Working)」という働き方を実現すべく、意図的に3階各フロアの雰囲気を変えました。多目的スペースを持つ1階はややクールに、テラスのある3階はリラックスできる空間に、そしてオフィスワークの中心となる2階にはフリーアドレス席や固定席、個室、半個室、ソファやカウンターなどさまざまなスペースを配置しました。また、ウィズコロナ時代のオフィスとしてエレベーターやトイレなどに非接触の機能を採用しています。変化する環境や価値観に応じて、今後も随時変更やブラッシュアップを図っていきます。
─各事業部の状況はいかがですか。
藤井 私たちは、九州では紙・文具・事務機の商社として長年活動してきましたが、最近ではオフィスのDX化をお手伝いするビジネスソリューション事業が好調です。メーカーでもあるステイショナリー事業部では「先生おすすめ 魔法のザラザラ下じき」が「日本文具大賞 機能部門 グランプリ」「第16回キッズデザイン賞」「22年度グッドデザイン賞」の3冠を受賞。「クリアペンケースKept(ケプト)」の人気も続いており、サイズやカラーのバリエーションを豊富に展開しています。
─今年の計画や展望をお聞かせください。
藤井 春のGRIP熊本の完成に合わせ、社内外向けの記念イベントをいくつか計画しています。創業の地・熊本は、いわば本丸。ここから新しいオフィスワークのあり方を九州全域に発信し、知的生産の森・GRIP活動をペースアップしていきます。


オフィス周りの新しいDX化を提案
─熊本本店の立て替え工事の進ちょくは。
藤井 昨年10月から既に新オフィスでの業務をスタートしていますが、旧社屋の解体や外構整備など全ての工事を終える今年の春に完成となります。立て替えは2020年に迎えた創業130周年の事業の一環として進めてきました。コロナ禍が始まった当初、テレワークが一気に進み、オフィス不要論が出ました。しかし、オフィスでアイデアや情報が交差してこそ、創造的な仕事につながることを実証するため、オフィスを「知的生産の森=GRIP(グリップ)」と名付け、ショールームも兼ねた形で展開しています。熊本を大分、福岡に続く活動の中心拠点に位置付けています。
─GRIP熊本の特徴を教えてください。
藤井 知的生産の森・GRIPは「コンフォート」「クリエーティブ」「DX」をテーマに、新しいオフィス周辺のDX化を提案するライブショールームです。仕事の内容や気分で働く場所を変える「ABW(Activity Based Working)」という働き方を実現すべく、意図的に3階各フロアの雰囲気を変えました。多目的スペースを持つ1階はややクールに、テラスのある3階はリラックスできる空間に、そしてオフィスワークの中心となる2階にはフリーアドレス席や固定席、個室、半個室、ソファやカウンターなどさまざまなスペースを配置しました。また、ウィズコロナ時代のオフィスとしてエレベーターやトイレなどに非接触の機能を採用しています。変化する環境や価値観に応じて、今後も随時変更やブラッシュアップを図っていきます。

─各事業部の状況はいかがですか。
藤井 私たちは、九州では紙・文具・事務機の商社として長年活動してきましたが、最近ではオフィスのDX化をお手伝いするビジネスソリューション事業が好調です。メーカーでもあるステイショナリー事業部では「先生おすすめ 魔法のザラザラ下じき」が「日本文具大賞 機能部門 グランプリ」「第16回キッズデザイン賞」「22年度グッドデザイン賞」の3冠を受賞。「クリアペンケースKept(ケプト)」の人気も続いており、サイズやカラーのバリエーションを豊富に展開しています。
─今年の計画や展望をお聞かせください。
藤井 春のGRIP熊本の完成に合わせ、社内外向けの記念イベントをいくつか計画しています。創業の地・熊本は、いわば本丸。ここから新しいオフィスワークのあり方を九州全域に発信し、知的生産の森・GRIP活動をペースアップしていきます。

Data
概要
所 在 地 | 〒860-8523 熊本市西区上熊本1丁目2-6 |
---|---|
事業内容 | ①ペーパースペシャルティ事業 ②ビジネスソリューション事業 ③オフィスサプライ事業 ④ステイショナリー事業 |
創 業 | 明治23年 |
資 本 金 | 4億45万円 |
役 員 | 代表取締役社長/藤井章生 専務取締役/井上俊哉、西野慎一 常務取締役/中尾政彦、山野浩一 取締役/満田 恵、中城幸司、中上博之、松本恭典、坂下正治 監査役/中野謙介、甲斐祐二 |
従業員数 | 460人 |
営業拠点 | 本店/熊本 |
関係会社 | (株)九州リテールサポート、(株)KSイヅミ、(株)スープル、(株)アール・エフ・リアルエステート、(株)勁草システック、(株)レイメイセキド |
ホームページ |