熊本のDX化向けてICTで貢献
─コロナ禍で情勢が大きく変化しています。
朝倉 一昨年からのコロナ禍は人々のライフスタイルを大きく変化させ、企業ではリモートワークなどデジタル化を加速させました。しかしその一方で日本社会全体のデジタル化の遅れも浮き彫りになりました。今後はICT技術を活用し、リアルの世界とデジタルの空間の融合を図りながら、今まで以上に充実した社会、人のつながりを創り出していくことがわれわれの役割ではないかと考えています。
─現在進めている取り組みを教えてください。
朝倉 私たちは「ソーシャルICTパイオニア」として地域やNTT西日本グループが有するノウハウやアセット(資源)を活用し、連携して地域社会のスマート化に取り組んでいます。現在、顕在化した社会課題に対して早急な対応が迫られ、あらゆる領域でDX化が必要となっています。そのため金融機関など地域のパートナーさまとの連携により、地域や産業、自治体などの分野のDX化を支援し、その各分野を横断して連携させることで熊本全体のスマート化・DX化を加速させたいと考えています。
─「わくわく未来都市くまもと」への取り組みは。
朝倉 地域のDX化の取り組みの一つとして、スマート光タウン熊本プロジェクトで得たさまざまな知見を生かし、地域共創型で持続可能な都市づくりの実現を目指しています。昨年の「スマートシティくまもと推進官民連携協議会」の設立を機に地域課題解決に向けた産学官連携による具体的な検討を開始しました。住民参画による中心市街地のにぎわいの創出に向けて、くまモンや096k歌劇団などの魅力ある地域コンテンツとXR技術を組み合わせた新たな回遊サービスを提供、その利用シーンなど含めた街で保有するさまざまなデータを活用した都市OS(サービス基盤)により新たな価値やサービスを創出しウエルビーイングを実感できるワクワクするまちづくりに貢献していきたいと考えています。
─多発する災害への備えについてお伺いします。
朝倉 一昨年の豪雨災害からの復興として「八代―人吉間の中継ルートの強靭化」、熊本県との「災害時における相互連携」の協定締結など、レジリエンス(回復力)強化を行いました。さらにはインフラ分野のDX化を推進するため、老朽化が進む地域のインフラを効率的にマネジメントするためにNTTグループだけでなく自治体やインフラ事業者などが保有するノウハウやアセットを持ち寄りシェアリングし、効果的にマネジメントすることにチャレンジすることで安心安全な街づくりに貢献します。


熊本のDX化向けてICTで貢献
─コロナ禍で情勢が大きく変化しています。
朝倉 一昨年からのコロナ禍は人々のライフスタイルを大きく変化させ、企業ではリモートワークなどデジタル化を加速させました。しかしその一方で日本社会全体のデジタル化の遅れも浮き彫りになりました。今後はICT技術を活用し、リアルの世界とデジタルの空間の融合を図りながら、今まで以上に充実した社会、人のつながりを創り出していくことがわれわれの役割ではないかと考えています。
─現在進めている取り組みを教えてください。
朝倉 私たちは「ソーシャルICTパイオニア」として地域やNTT西日本グループが有するノウハウやアセット(資源)を活用し、連携して地域社会のスマート化に取り組んでいます。現在、顕在化した社会課題に対して早急な対応が迫られ、あらゆる領域でDX化が必要となっています。そのため金融機関など地域のパートナーさまとの連携により、地域や産業、自治体などの分野のDX化を支援し、その各分野を横断して連携させることで熊本全体のスマート化・DX化を加速させたいと考えています。

─「わくわく未来都市くまもと」への取り組みは。
朝倉 地域のDX化の取り組みの一つとして、スマート光タウン熊本プロジェクトで得たさまざまな知見を生かし、地域共創型で持続可能な都市づくりの実現を目指しています。昨年の「スマートシティくまもと推進官民連携協議会」の設立を機に地域課題解決に向けた産学官連携による具体的な検討を開始しました。住民参画による中心市街地のにぎわいの創出に向けて、くまモンや096k歌劇団などの魅力ある地域コンテンツとXR技術を組み合わせた新たな回遊サービスを提供、その利用シーンなど含めた街で保有するさまざまなデータを活用した都市OS(サービス基盤)により新たな価値やサービスを創出しウエルビーイングを実感できるワクワクするまちづくりに貢献していきたいと考えています。
─多発する災害への備えについてお伺いします。
朝倉 一昨年の豪雨災害からの復興として「八代―人吉間の中継ルートの強靭化」、熊本県との「災害時における相互連携」の協定締結など、レジリエンス(回復力)強化を行いました。さらにはインフラ分野のDX化を推進するため、老朽化が進む地域のインフラを効率的にマネジメントするためにNTTグループだけでなく自治体やインフラ事業者などが保有するノウハウやアセットを持ち寄りシェアリングし、効果的にマネジメントすることにチャレンジすることで安心安全な街づくりに貢献します。

Data
概要
所 在 地 | 〒862-0976 熊本市中央区九品寺1丁目2-11 |
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事業内容 | 県内通信に係る電話、専用、総合デジタル通信などの電気通信サービス |
設 立 | 1999年7月 |
資 本 金 | 3,120億円(西日本電信電話株式会社) |
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