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ナカヤマ精密株式会社

新工場を建設 高付加価値化目指す

─昨年の事業状況についてお聞かせください。

中山 昨年度(11月末)決算も過去最高の売上高を更新でき、まずまずの一年でした。部品の需要は、半導体不足などで自動車業界向け、スマートフォン向けが思ったより伸びず、業績への影響が懸念されました。しかしその一方で、精密機械に使用される電子金型部品などの需要が堅調だったことで、全体をプラスに押し上げました。

─菊陽町のテクニカルセンター第2棟の建設が始まりました。今後はどんな需要に応えますか。

中山 テクニカルセンターの場所は、建設が進む台湾積体電路製造(TSMC)の子会社JASMの新工場の隣接地です。第2棟は昨年11月に建設工事が始まり、今年8月ごろ竣工(しゅんこう)の予定で、投資額は約10億円。建設面積は現テクニカルセンターのおよそ1.6倍の約2900平方㍍になります。現在は外注している、金属の耐摩耗性を向上させるコーティング設備やレーザーを使った微細加工などの設備を導入して技術の内製化を図ります。製品の高付加価値化と納期短縮を実現し、当社の競争力強化を目指します。加えて半導体関連装置の生産を2倍にしたいと考えています。かつて九州は〝シリコンアイランド〟と呼ばれた時期がありましたが、海外勢に押され、他の製造業の多くも海外に生産拠点を移しました。そうした流れの中で当社は、ずっと熊本だけに工場を置き、〝メードインジャパン〟のものづくりにこだわってきました。日本で地道にやり続けることで技術が蓄積される、技術の追求がものづくりの本質であるとの信念からでした。今後はさらに高い品質と信頼性が要求される分野に挑戦していきます。まずは手術などの際に体内に埋め込む医療用チタン合金などを使った製品を視野に、製造に必要となる資格認定の取得に挑みます。

─中山社長は小型飛行機やヘリコプターの操縦資格をお持ちですが、航空運送事業にも進出されたと聞きます。

中山 関連会社の西日本航空機サービス(菊陽町)の格納庫にヘリコプター2機と小型航空機(セスナ)1機を所有しています。南小国町の瀬の本高原ホテルと天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草の施設内にヘリ発着場を設けてもらっていて、他の航空運送会社とも連携し、当面はインバウンド(訪日客)向けに「空のタクシー」需要に応えていきますが、コロナ禍の状況を見て遊覧飛行なども行います。熊本は地理的に九州の中心なので、その地の利が生かせると考えています。
 

テクニカルセンター第2棟(白い建物)の完成予想図
代表取締役社長 中山 愼一氏

新工場を建設 高付加価値化目指す

─昨年の事業状況についてお聞かせください。

中山 昨年度(11月末)決算も過去最高の売上高を更新でき、まずまずの一年でした。部品の需要は、半導体不足などで自動車業界向け、スマートフォン向けが思ったより伸びず、業績への影響が懸念されました。しかしその一方で、精密機械に使用される電子金型部品などの需要が堅調だったことで、全体をプラスに押し上げました。

─菊陽町のテクニカルセンター第2棟の建設が始まりました。今後はどんな需要に応えますか。

中山 テクニカルセンターの場所は、建設が進む台湾積体電路製造(TSMC)の子会社JASMの新工場の隣接地です。第2棟は昨年11月に建設工事が始まり、今年8月ごろ竣工(しゅんこう)の予定で、投資額は約10億円。建設面積は現テクニカルセンターのおよそ1.6倍の約2900平方㍍になります。現在は外注している、金属の耐摩耗性を向上させるコーティング設備やレーザーを使った微細加工などの設備を導入して技術の内製化を図ります。製品の高付加価値化と納期短縮を実現し、当社の競争力強化を目指します。加えて半導体関連装置の生産を2倍にしたいと考えています。かつて九州は〝シリコンアイランド〟と呼ばれた時期がありましたが、海外勢に押され、他の製造業の多くも海外に生産拠点を移しました。そうした流れの中で当社は、ずっと熊本だけに工場を置き、〝メードインジャパン〟のものづくりにこだわってきました。日本で地道にやり続けることで技術が蓄積される、技術の追求がものづくりの本質であるとの信念からでした。今後はさらに高い品質と信頼性が要求される分野に挑戦していきます。まずは手術などの際に体内に埋め込む医療用チタン合金などを使った製品を視野に、製造に必要となる資格認定の取得に挑みます。
 

代表取締役社長 中山 愼一氏

 
─中山社長は小型飛行機やヘリコプターの操縦資格をお持ちですが、航空運送事業にも進出されたと聞きます。

中山 関連会社の西日本航空機サービス(菊陽町)の格納庫にヘリコプター2機と小型航空機(セスナ)1機を所有しています。南小国町の瀬の本高原ホテルと天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草の施設内にヘリ発着場を設けてもらっていて、他の航空運送会社とも連携し、当面はインバウンド(訪日客)向けに「空のタクシー」需要に応えていきますが、コロナ禍の状況を見て遊覧飛行なども行います。熊本は地理的に九州の中心なので、その地の利が生かせると考えています。
 

テクニカルセンター第2棟(白い建物)の完成予想図

Data

概要

所 在 地

(本社)〒532-0004 大阪市淀川区西宮原2-1-3 SORA新大阪21 14F
【電話】06(4807)1500
(熊本工場)〒861-2402 阿蘇郡西原村小森3606
【電話】096(279)3737

(テクニカルセンター)〒869-1102 菊池郡菊陽町原水上大谷3802-26
【電話】096(340)5010
(横浜営業所)〒222-0033 横浜市港北区新横浜3-6-5 新横浜第一生命ビル4F
【電話】045(548)6952
(名古屋営業所)〒450-0003 名古屋市中村区名駅南1-3-18 NORE名駅803
【電話】052(414)4000

営 業 所

本社(大阪)、テクニカルセンター(菊陽)、横浜営業所、名古屋営業所

事業内容

耐磨耗精密工具類、半導体・自動車・宇宙関連部品、その他精密部品の設計・製造販売

設   立

昭和44年6月25日

資 本 金

9,600万円

従業員数

224人

役   員

代表取締役社長/中山愼一
取締役/前田浩二、中山大智、坂田和文、緑均、東 和幸、池松次郎

ホームページ

http://www.nakayama-pre.co.jp/