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熊本機能病院

身体機能の専門職として地域貢献を

─昨年はどのような一年でしたか。

米満 からだの「機能」に関わる専門職として、「人々の幸せに貢献したい」という思いを改めて強くした一年でした。30年以上前から地域の皆さんと「健幸会」というNPO法人をつくり、健康増進のための取り組みを進めていますが、昨年はコロナ禍の影響もあって思うように活動できませんでした。代わりに、手作りの新聞を発行してお届けしたり、YouTubeで動画を配信したりするなどして、健康情報の発信に努めました。今後も地域のつながりを通じて幸せを感じていただけるような活動を続けていきたいと思います。一方、病院併設のフィットネスジム「熊本健康・体力づくりセンター」では、スポーツ庁の事業を受けて計画された熊本市循環器疾患悪化防止対策モデル事業や、厚生労働省による運動プログラムの大規模実証事業を開始しました。

─安全功労者内閣総理大臣表彰も受けられました。

米満 40年前に病院を建設した際、地下水の設備を整えたおかげで、2016年の熊本地震でも、電気と水に一切困らず普段通りの医療を提供することができました。加えて、地域の方々と一緒に防火防災訓練を長年続けてきたことなどが評価されたものです。医療施設が、医療に限らず地域のインフラ組織、公共的な組織であることが必須条件になっているのが今の時代です。今後も気を引き締めて防火防災対策に取り組んでいきたいですね。
 
─ITや先進技術を積極的に治療に取り入れておられますね。

米満 自動車メーカーが開発したリハビリテーション支援ロボットは、歩行が困難な患者さんの体を上部から固定した状態で、まひした側の足をロボットが安全にサポートし動かしてくれるというものです。モニターで自動制御されているため、危険を察知すれば自動的に止まります。車椅子でしか移動できなかった方が、こうしたモビリティーを使い、立って歩くことで、より高い機能回復だけでなく、心も前向きにしてくれるという効果を実感しています。一昨年導入した「人工関節手術支援ロボティックアーム」の症例も年々増えています。人工関節の手術で骨を削るという作業は、これまで医師の経験や感覚に頼っていましたが、術前のCT撮影で設定したデータにより自動制御するため、安全性と正確性が高まります。今後も医学にITや先進技術が関わっていくことは間違いありません。柔軟に取り入れていきたいと思います。
 

リハビリテーション支援ロボットを使用した歩行訓練
理事長 米満 弘一郎氏

身体機能の専門職として地域貢献を

─昨年はどのような一年でしたか。

米満 からだの「機能」に関わる専門職として、「人々の幸せに貢献したい」という思いを改めて強くした一年でした。30年以上前から地域の皆さんと「健幸会」というNPO法人をつくり、健康増進のための取り組みを進めていますが、昨年はコロナ禍の影響もあって思うように活動できませんでした。代わりに、手作りの新聞を発行してお届けしたり、YouTubeで動画を配信したりするなどして、健康情報の発信に努めました。今後も地域のつながりを通じて幸せを感じていただけるような活動を続けていきたいと思います。一方、病院併設のフィットネスジム「熊本健康・体力づくりセンター」では、スポーツ庁の事業を受けて計画された熊本市循環器疾患悪化防止対策モデル事業や、厚生労働省による運動プログラムの大規模実証事業を開始しました。

─安全功労者内閣総理大臣表彰も受けられました。

米満 40年前に病院を建設した際、地下水の設備を整えたおかげで、2016年の熊本地震でも、電気と水に一切困らず普段通りの医療を提供することができました。加えて、地域の方々と一緒に防火防災訓練を長年続けてきたことなどが評価されたものです。医療施設が、医療に限らず地域のインフラ組織、公共的な組織であることが必須条件になっているのが今の時代です。今後も気を引き締めて防火防災対策に取り組んでいきたいですね。

 
理事長 米満 弘一郎氏


─ITや先進技術を積極的に治療に取り入れておられますね。

米満 自動車メーカーが開発したリハビリテーション支援ロボットは、歩行が困難な患者さんの体を上部から固定した状態で、まひした側の足をロボットが安全にサポートし動かしてくれるというものです。モニターで自動制御されているため、危険を察知すれば自動的に止まります。車椅子でしか移動できなかった方が、こうしたモビリティーを使い、立って歩くことで、より高い機能回復だけでなく、心も前向きにしてくれるという効果を実感しています。一昨年導入した「人工関節手術支援ロボティックアーム」の症例も年々増えています。人工関節の手術で骨を削るという作業は、これまで医師の経験や感覚に頼っていましたが、術前のCT撮影で設定したデータにより自動制御するため、安全性と正確性が高まります。今後も医学にITや先進技術が関わっていくことは間違いありません。柔軟に取り入れていきたいと思います。

 
リハビリテーション支援ロボットを使用した歩行訓練

Data

概要

所 在 地

〒860-8518 熊本市北区山室6丁目8-1
【電話】096(345)8111

設   立

昭和56年5月1日

診 療 科

整形外科、形成外科、小児形成外科、皮膚科、リウマチ科、救急科、外科、脳神経内科、リハビリテーション科、脳神経外科、循環器内科、血管外科、内科、麻酔科(矢野敏之)、放射線科、耳鼻咽喉科、消化器外科、小児科

病 床 数

395床(一般病棟138床・地域包括ケア病棟55床・障害者施設等一般病棟71床・回復期リハビリテーション病棟131床)

グループ関連施設

介護老人保健施設「清雅苑」、ホームケアサポートセンター、指定運動療法施設「熊本健康・体力づくりセンター」、熊本地域リハビリテーション広域支援センター、熊本市北3地域包括支援センター(ささえりあ清水・高平)、地域交流館、有明海リハビリテーションクリニック、なないろ森の保育園、機能デイトレ、熊本ロボケアセンター

〈社会福祉法人寿量会〉特別養護老人ホーム「天寿園」(介護老人福祉施設)ほか

〈株式会社 エンタープライズ暖〉

ホームページ

https://www.juryo.or.jp/