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国立病院機構熊本医療センター

救急医療、がん診療、人材育成に注力

─病院の特徴を教えてください。

高橋 救急医療とがん診療を大きな柱としています。一昨年、創立150周年の節目に増築した新館には「がん総合医療センター」を設置し、どの臓器の、どの段階のがんであっても、その方に最も合う、体への負担が小さい治療を提供できる体制を整えています。救急医療では「24時間365日体制で断らない」ことを目指してきました。ただ、一昨年から昨年にかけてのコロナ患者の受け入れ時期は、通常の救急医療を思うように受け入れられない状況になりました。今年は再び、救急医療に全力投球できる体制で臨めることを願っています。

─附属看護学校も長い歴史をお持ちです。

高橋 昨年75周年を迎えました。1学年40人、3学年120人の“少数精鋭”体制です。母体病院の専門医が最新の医学教育を行い、高度急性期に特化した全ての診療科がそろう総合病院で実習できる恵まれた環境で、将来を担う看護師を育てています。看護師不足は深刻です。熊本県では現状1500人足りないといわれ、2025年には3500人以上になると予測されています。看護師不足解消の一助となるべく、社会の役に立てる人材を数多く育てていきたいと思います。その一方で、行政にも、早急な看護師育成・確保施策をお願いしたいです。

─11月に日本航空医療学会総会が行われました。

高橋 熊本城ホールで2日間開催しました。コロナの緊急事態宣言が解除され、緩和傾向にあった時期でしたので、現地で開催できました。熊本型救急ヘリ2機体制が全国から注目されており、蒲島郁夫知事にもご講演いただきました。今年は10月に国立病院総合医学会を熊本で開く予定です。この2年はウェブ開催でしたが、今回は全国から約1万人の医療関係者を熊本にお迎えしたいと思っています。11月には日本蘇生学会も開催します。当院が診療だけでなく臨床研究にも力を注いでいることは大きな特徴だと思います。

─市民公開講座も開かれていますね。

高橋 医療従事者の研修を担当する地域医療研修センターが、10年ほど前から市民向けの講座も担っています。病気の知識を専門医師から、療養のポイントを認定看護師からお話ししています。コロナ禍が収まればぜひ、再開したいですね。他にも、熊本城や中心市街地を一望できる新館7階の展望レストランや、街なかへの巡回シャトルバス運行など、「病院に行く」ついでに少しでも楽しみを付加できればと考えています。
 

将来を担う看護師を育成する熊本医療センター附属看護学校
院長 高橋 毅氏

救急医療、がん診療、人材育成に注力

─病院の特徴を教えてください。

高橋 救急医療とがん診療を大きな柱としています。一昨年、創立150周年の節目に増築した新館には「がん総合医療センター」を設置し、どの臓器の、どの段階のがんであっても、その方に最も合う、体への負担が小さい治療を提供できる体制を整えています。救急医療では「24時間365日体制で断らない」ことを目指してきました。ただ、一昨年から昨年にかけてのコロナ患者の受け入れ時期は、通常の救急医療を思うように受け入れられない状況になりました。今年は再び、救急医療に全力投球できる体制で臨めることを願っています。

─附属看護学校も長い歴史をお持ちです。

高橋 昨年75周年を迎えました。1学年40人、3学年120人の“少数精鋭”体制です。母体病院の専門医が最新の医学教育を行い、高度急性期に特化した全ての診療科がそろう総合病院で実習できる恵まれた環境で、将来を担う看護師を育てています。看護師不足は深刻です。熊本県では現状1500人足りないといわれ、2025年には3500人以上になると予測されています。看護師不足解消の一助となるべく、社会の役に立てる人材を数多く育てていきたいと思います。その一方で、行政にも、早急な看護師育成・確保施策をお願いしたいです。
 

院長 高橋 毅氏


─11月に日本航空医療学会総会が行われました。

高橋 熊本城ホールで2日間開催しました。コロナの緊急事態宣言が解除され、緩和傾向にあった時期でしたので、現地で開催できました。熊本型救急ヘリ2機体制が全国から注目されており、蒲島郁夫知事にもご講演いただきました。今年は10月に国立病院総合医学会を熊本で開く予定です。この2年はウェブ開催でしたが、今回は全国から約1万人の医療関係者を熊本にお迎えしたいと思っています。11月には日本蘇生学会も開催します。当院が診療だけでなく臨床研究にも力を注いでいることは大きな特徴だと思います。

─市民公開講座も開かれていますね。

高橋 医療従事者の研修を担当する地域医療研修センターが、10年ほど前から市民向けの講座も担っています。病気の知識を専門医師から、療養のポイントを認定看護師からお話ししています。コロナ禍が収まればぜひ、再開したいですね。他にも、熊本城や中心市街地を一望できる新館7階の展望レストランや、街なかへの巡回シャトルバス運行など、「病院に行く」ついでに少しでも楽しみを付加できればと考えています。
 

将来を担う看護師を育成する熊本医療センター附属看護学校

Data

概要

所 在 地

〒860-0008 熊本市中央区二の丸1-5
【電話】096(353)6501(代表)

設   立

1871(明治4)年12月 前身の鎮西兵団病院開設
1945(昭和20)年12月 国立熊本病院として発足
2004(平成16)年4月 独立行政法人化し現在名に改称

診 療 科

精神科、脳神経内科、呼吸器内科、呼吸器外科、消化器内科、循環器内科、リウマチ科、小児科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、心臓血管外科、小児外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、歯科口腔外科、麻酔科(瀧賢一郎)、総合診療科、血液内科、糖尿病・内分泌内科、腎臓内科、放射線治療科、救急科、病理診断科、頭頸部外科、腫瘍内科、感染症内科

病 床 数

550床(一般500床、精神50床)

職 員 数

1,142人(令和3年4月1日現在)

関連施設

熊本医療センター附属看護学校

ホームページ

https://kumamoto.hosp.go.jp/