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国立病院機構熊本医療センター

救急とがん診療柱に「助ける」医療を

─昨年10月7日、8日に熊本市で開かれた国立病院総合医学会の会長を務められました。

高橋 国立病院総合医学会には、全国に140ある国立病院機構のほか、国立がん研究センターや国立循環器病研究センターなどの高度専門医療研究センター、国立ハンセン病療養所の3つのグループが所属しています。全国にあるそれらの医療機関を地域ごとに6グループに分け、持ち回りで学会を開いています。6年ぶりに九州が担当するに当たり、熊本地震からの復興の一助に、という皆さんの声をいただき、熊本市での開催になりました。全国から約4500人をお迎えすることができました。

─どのような内容でしたか。

高橋 「Branding,Presence,Marketing~選ばれるためには~」をテーマに掲げました。国立病院には素晴らしい人材が多数おり、高度な医療を提供しています。しかし、情報発信やアピールが不得手なため、特長を上手に伝えられていません。そうした課題について、さまざまな職種それぞれの立場から考える機会を持ちました。まずは病院の良さを知ってもらわなければ選ばれません。ブランド力を高め、発信し、国立病院が「選ばれる病院」になるためのアイデアを共有し、全体のモチベーションアップにつながる学会になったと思います。

─11月には日本蘇生学会も行われました。

高橋 こちらのテーマは「蘇生のこれから」としました。蘇生は、心臓マッサージやAEDで救命を図る「心肺蘇生」だけでなく、死の淵にあるような重症の患者さんを助ける「復活」的な意味でも今は使われています。つまりは「助けないといけない人をどう助けるか」について学び合いました。

─救急医療とがん診療を大きな柱とする貴センターにとってのテーマでもありますね。

高橋 救急救命センターは「断らない受け入れ」を掲げやってきました。コロナ禍でそれがかなわない時期もありましたが、ほぼ以前の状況になってきました。新館にある「がん総合医療センター」では、その方の状況に最も合う方法、かつ心身への負担が小さい治療を提案し、優しい医療を実践しています。附属看護学校での看護師育成も含め、熊本の皆さんが安心できる医療体制を整えています。

─今年の抱負をお聞かせください。

高橋 コロナ禍が収まり以前と同じような日常が戻ったら、市民公開講座を再開するなど、さらに地域の皆さまの役に立っていきたいと思います。そして、皆さまに選ばれる病院を目指します。
 

将来を担う看護師を育成する熊本医療センター附属看護学校
院長 高橋 毅氏

救急とがん診療柱に「助ける」医療を

─昨年10月7日、8日に熊本市で開かれた国立病院総合医学会の会長を務められました。

高橋 国立病院総合医学会には、全国に140ある国立病院機構のほか、国立がん研究センターや国立循環器病研究センターなどの高度専門医療研究センター、国立ハンセン病療養所の3つのグループが所属しています。全国にあるそれらの医療機関を地域ごとに6グループに分け、持ち回りで学会を開いています。6年ぶりに九州が担当するに当たり、熊本地震からの復興の一助に、という皆さんの声をいただき、熊本市での開催になりました。全国から約4500人をお迎えすることができました。

─どのような内容でしたか。

高橋 「Branding,Presence,Marketing~選ばれるためには~」をテーマに掲げました。国立病院には素晴らしい人材が多数おり、高度な医療を提供しています。しかし、情報発信やアピールが不得手なため、特長を上手に伝えられていません。そうした課題について、さまざまな職種それぞれの立場から考える機会を持ちました。まずは病院の良さを知ってもらわなければ選ばれません。ブランド力を高め、発信し、国立病院が「選ばれる病院」になるためのアイデアを共有し、全体のモチベーションアップにつながる学会になったと思います。
 

院長 高橋 毅氏

 
─11月には日本蘇生学会も行われました。

高橋 こちらのテーマは「蘇生のこれから」としました。蘇生は、心臓マッサージやAEDで救命を図る「心肺蘇生」だけでなく、死の淵にあるような重症の患者さんを助ける「復活」的な意味でも今は使われています。つまりは「助けないといけない人をどう助けるか」について学び合いました。

─救急医療とがん診療を大きな柱とする貴センターにとってのテーマでもありますね。

高橋 救急救命センターは「断らない受け入れ」を掲げやってきました。コロナ禍でそれがかなわない時期もありましたが、ほぼ以前の状況になってきました。新館にある「がん総合医療センター」では、その方の状況に最も合う方法、かつ心身への負担が小さい治療を提案し、優しい医療を実践しています。附属看護学校での看護師育成も含め、熊本の皆さんが安心できる医療体制を整えています。

─今年の抱負をお聞かせください。

高橋 コロナ禍が収まり以前と同じような日常が戻ったら、市民公開講座を再開するなど、さらに地域の皆さまの役に立っていきたいと思います。そして、皆さまに選ばれる病院を目指します。
 

将来を担う看護師を育成する熊本医療センター附属看護学校

Data

概要

所 在 地

〒860-0008 熊本市中央区二の丸1-5
【電話】096(353)6501(代表)

設   立

1871(明治4)年12月 前身の鎮西兵団病院開設
1945(昭和20)年12月 国立熊本病院として発足
2004(平成16)年4月 独立行政法人化し現在名に改称

診 療 科

精神科、脳神経内科、呼吸器内科、呼吸器外科、消化器内科、循環器内科、リウマチ科、小児科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、心臓血管外科、小児外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、歯科口腔外科、麻酔科(瀧賢一郎)、総合診療科、血液内科、糖尿病・内分泌内科、腎臓内科、放射線治療科、救急科、病理診断科、頭頸部外科、腫瘍内科、感染症内科

病 床 数

550床(一般500床、精神50床)

職 員 数

1,135人(令和4年4月1日現在)

関連施設

熊本医療センター附属看護学校

ホームページ

https://kumamoto.hosp.go.jp/