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一貫グループ

地域医療と福祉の課題解消に注力

─昨年はどんな年でしたか。

永野 コロナ禍の影響を大きく受けた年でした。グループには天草慈恵病院を運営する社会医療法人稲穂会と、福祉事業を展開する社会福祉法人慈永会があります。慈永会では重症心身障害児(者)施設「はまゆう療育園」や地域療育支援事業所「第2はまゆう療育園」、特別養護老人ホーム「梧葉苑」、養護老人ホーム「寿康園」などを運営していますが、この間は面会をはじめイベントやレクリエーションが中止または縮小され、入居者や家族の皆さんもストレスを感じられていたのではないかと思います。ワクチン接種が進み、コロナ禍が落ち着き始めたころから再開できるようになりました。

─はまゆう療育園の取り組みを教えてください。

永野 はまゆう療育園では医療をはじめ生活支援や介護、衣食住といったサービスを提供しています。規模は170床です。当園のような重症心身障害児(者)施設の場合は、病気が治って退院する人はほとんどいません。そういう意味で、医療面より福祉面を中心としたアプローチで障害児、障害者のことを思いやって運営すべきだと考えています。医療的な改善や機能向上ばかりを優先させると、入居者に無理をさせてしまいかねません。何か成果を挙げることが目的ではなく、悩みながらどうしたらいいのか模索すること、努力すること自体が目的と捉える方がいいのではないでしょうか。
 
─人材確保が課題だと聞きました。

永野 天草では人口減少が続いており、医療や福祉の分野での人手不足が顕著です。この問題を解消するには外国からの人材に頼らざるを得ません。最近ようやく採用活動ができるようになり、技能実習生への補助金を準備したり、旧はまゆうの建物を寮に改築したりするなど受け入れ体制を整えています。ミャンマーやベトナム、フィリピンをはじめ東南アジアから実習生を受け入れる予定です。

─今年はどんな一年にしたいですか。

永野 苓北支援学校がはまゆう療育園敷地内に新築・移転し2月に開校する予定です。当園からは十数人が通学しますので、学校と連携しながら障害者教育に取り組んでいきます。また、当園が来年に設立50周年を迎えるにあたり、これまでの歩みをまとめた動画の制作や記念誌の編さんを進めたいと思います。私自身は昨年、勇退するつもりでしたが、諸事情があり時期がずれ込んでしまいましたので早く世代交代したいと考えています。後進に託し、新しい時代を新しい発想で切り開いてほしいですね。
 

明るい平和な朝が多くの人に訪れるよう願いが込められた「朝」(圓鍔勝三作/1997年)はグループのシンボルでもある
会長 永野 義孝氏

地域医療と福祉の課題解消に注力

─昨年はどんな年でしたか。

永野 コロナ禍の影響を大きく受けた年でした。グループには天草慈恵病院を運営する社会医療法人稲穂会と、福祉事業を展開する社会福祉法人慈永会があります。慈永会では重症心身障害児(者)施設「はまゆう療育園」や地域療育支援事業所「第2はまゆう療育園」、特別養護老人ホーム「梧葉苑」、養護老人ホーム「寿康園」などを運営していますが、この間は面会をはじめイベントやレクリエーションが中止または縮小され、入居者や家族の皆さんもストレスを感じられていたのではないかと思います。ワクチン接種が進み、コロナ禍が落ち着き始めたころから再開できるようになりました。

─はまゆう療育園の取り組みを教えてください。

永野 はまゆう療育園では医療をはじめ生活支援や介護、衣食住といったサービスを提供しています。規模は170床です。当園のような重症心身障害児(者)施設の場合は、病気が治って退院する人はほとんどいません。そういう意味で、医療面より福祉面を中心としたアプローチで障害児、障害者のことを思いやって運営すべきだと考えています。医療的な改善や機能向上ばかりを優先させると、入居者に無理をさせてしまいかねません。何か成果を挙げることが目的ではなく、悩みながらどうしたらいいのか模索すること、努力すること自体が目的と捉える方がいいのではないでしょうか。
 

会長 永野 義孝氏

 
─人材確保が課題だと聞きました。

永野 天草では人口減少が続いており、医療や福祉の分野での人手不足が顕著です。この問題を解消するには外国からの人材に頼らざるを得ません。最近ようやく採用活動ができるようになり、技能実習生への補助金を準備したり、旧はまゆうの建物を寮に改築したりするなど受け入れ体制を整えています。ミャンマーやベトナム、フィリピンをはじめ東南アジアから実習生を受け入れる予定です。

─今年はどんな一年にしたいですか。

永野 苓北支援学校がはまゆう療育園敷地内に新築・移転し2月に開校する予定です。当園からは十数人が通学しますので、学校と連携しながら障害者教育に取り組んでいきます。また、当園が来年に設立50周年を迎えるにあたり、これまでの歩みをまとめた動画の制作や記念誌の編さんを進めたいと思います。私自身は昨年、勇退するつもりでしたが、諸事情があり時期がずれ込んでしまいましたので早く世代交代したいと考えています。後進に託し、新しい時代を新しい発想で切り開いてほしいですね。

明るい平和な朝が多くの人に訪れるよう願いが込められた「朝」(圓鍔勝三作/1997年)はグループのシンボルでもある

Data

概要

所 在 地

社会福祉法人 慈永会
重症心身障害児(者)施設 はまゆう療育園
〒863-2503 天草郡苓北町志岐1215番地
社会医療法人 稲穂会 天草慈恵病院
〒863-2502 天草郡苓北町上津深江278番地10
【電話】0969(37)1111

設   立

慈永会 昭和47年5月
稲穂会 昭和60年10月

理 事 長

慈永会 永野義孝
稲穂会 永野忠相

従業員数

530人(グループ全体)

関連施設

○慈永会:第2はまゆう療育園、養護老人ホーム寿康園、特別養護老人ホーム梧葉苑、ふれあいスペース如水館
○稲穂会:介護老人保健施設慈恵苑、天草慈恵病院介護医療院、居宅介護支援事業所ケアプランサービスJCS24、訪問看護ステーションはまゆう、ヘルパーステーションJCS24、通所リハビリテーション蕩蕩館、天草慈恵病院健診センター、住宅型有料老人ホーム和

ホームページ

慈永会 https://www.jieikai.com/
稲穂会 https://www.inahokai.com/