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一貫グループ

療育園創立50周年 願いを次代へ

─昨年はどういう年でしたか。

永野 当グループでは、天草慈恵病院をはじめ重症心身障害児(者)施設「はまゆう療育園」、地域療育支援事業所「第2はまゆう療育園」、特別養護老人ホーム「梧葉苑」、養護老人ホーム「寿康園」などを運営しています。昨年はやはり、コロナ禍に悩まされた一年でした。天草慈恵病院には発熱外来を開設しており、急増した患者の対応に追われました。各施設においては日常の感染対策を徹底するのはもちろん、面会を制限したり、イベントを入居者と職員だけで開いたりするなど手を尽くしましたが、やはり感染者が出ました。最近になってようやく家族の面会が再開できるようになりました。

─外国からの人材採用に取り組まれています。

永野 天草を含め地方の人手不足は深刻で、医療や福祉の分野でも外国人の人材に頼らざるを得ない状況が続いています。当グループでは、留学やEPA(経済連携協定)などを通して中国やベトナム、ネパールから職員を採用しており、介護福祉士の資格を取得している人材が数人いるほか、昨年度はミャンマーから技能実習生を受け入れています。実習生向けの寮も整備しました。彼らは真面目かつ優秀で、昨年はEPA事業で来日した天草慈恵病院のベトナム人職員が日本の正看護師国家試験に合格しました。九州からは一人だけだったと聞いています。天草地域には漁業など他分野にも実習生が来ていますので、当グループの施設の一部を交流会館として開放し、相談会を実施したり、互いの郷土料理を振る舞い交流を深めたりするなど、日本での生活を支援する予定です。

─はまゆう療育園が今年、50周年を迎えます。

永野 身体的、精神的障害が重複かつ重症である人を対象に、適切な医療、看護、介護と必要な療育指導を行う施設として1973年に設立しました。設立のきっかけは、私自身の重度の障害を持った長男の誕生でした。妻が子どもを抱いている後ろ姿がとても寂しそうに見えたのを今も覚えています。「障害をもった子どもを抱いて途方にくれている母親の気持ちになって園生に対し心の通った療育を科学的かつ適正に行う」という経営理念には、この時の心象が刻まれています。コロナ禍で園の新築・移転の落成式もまだなので、それを兼ねて50周年の式典を開催し、長い間支えていただいた関係各位、保護者の皆さまにお礼を申し上げたいですね。記念誌や動画の制作も予定しています。これを機に、次の50年を後進に託します。
 

明るい平和な朝が多くの人に訪れるよう願いが込められた「朝」(圓鍔勝三作/1979年)はグループのシンボルでもある
会長 永野 義孝氏

療育園創立50周年 願いを次代へ

─昨年はどういう年でしたか。

永野 当グループでは、天草慈恵病院をはじめ重症心身障害児(者)施設「はまゆう療育園」、地域療育支援事業所「第2はまゆう療育園」、特別養護老人ホーム「梧葉苑」、養護老人ホーム「寿康園」などを運営しています。昨年はやはり、コロナ禍に悩まされた一年でした。天草慈恵病院には発熱外来を開設しており、急増した患者の対応に追われました。各施設においては日常の感染対策を徹底するのはもちろん、面会を制限したり、イベントを入居者と職員だけで開いたりするなど手を尽くしましたが、やはり感染者が出ました。最近になってようやく家族の面会が再開できるようになりました。

─外国からの人材採用に取り組まれています。

永野 天草を含め地方の人手不足は深刻で、医療や福祉の分野でも外国人の人材に頼らざるを得ない状況が続いています。当グループでは、留学やEPA(経済連携協定)などを通して中国やベトナム、ネパールから職員を採用しており、介護福祉士の資格を取得している人材が数人いるほか、昨年度はミャンマーから技能実習生を受け入れています。実習生向けの寮も整備しました。彼らは真面目かつ優秀で、昨年はEPA事業で来日した天草慈恵病院のベトナム人職員が日本の正看護師国家試験に合格しました。九州からは一人だけだったと聞いています。天草地域には漁業など他分野にも実習生が来ていますので、当グループの施設の一部を交流会館として開放し、相談会を実施したり、互いの郷土料理を振る舞い交流を深めたりするなど、日本での生活を支援する予定です。
 

会長 永野 義孝氏

 
─はまゆう療育園が今年、50周年を迎えます。

永野 身体的、精神的障害が重複かつ重症である人を対象に、適切な医療、看護、介護と必要な療育指導を行う施設として1973年に設立しました。設立のきっかけは、私自身の重度の障害を持った長男の誕生でした。妻が子どもを抱いている後ろ姿がとても寂しそうに見えたのを今も覚えています。「障害をもった子どもを抱いて途方にくれている母親の気持ちになって園生に対し心の通った療育を科学的かつ適正に行う」という経営理念には、この時の心象が刻まれています。コロナ禍で園の新築・移転の落成式もまだなので、それを兼ねて50周年の式典を開催し、長い間支えていただいた関係各位、保護者の皆さまにお礼を申し上げたいですね。記念誌や動画の制作も予定しています。これを機に、次の50年を後進に託します。
 

明るい平和な朝が多くの人に訪れるよう願いが込められた「朝」(圓鍔勝三作/1979年)はグループのシンボルでもある

Data

概要

所 在 地

社会福祉法人 慈永会
重症心身障害児(者)施設 はまゆう療育園
〒863-2503 天草郡苓北町志岐1215
【電話】0969(35)1258
社会医療法人 稲穂会 天草慈恵病院
〒863-2502 天草郡苓北町上津深江278-10
【電話】0969(37)1111

設   立

慈永会 昭和47年5月
稲穂会 昭和60年10月

理 事 長

慈永会 永野義孝
稲穂会 永野忠相

従業員数

528人(グループ全体)

関連施設

○慈永会:第2はまゆう療育園、養護老人ホーム寿康園、特別養護老人ホーム梧葉苑、ふれあいスペース如水館
○稲穂会:介護老人保健施設慈恵苑、天草慈恵病院介護医療院、居宅介護支援事業所ケアプランサービスJCS24、訪問看護ステーションはまゆう、ヘルパーステーションJCS24、通所リハビリテーション蕩蕩館、天草慈恵病院健診センター、住宅型有料老人ホーム和

ホームページ

慈永会 https://www.jieikai.com/
稲穂会 https://www.inahokai.com/