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平田機工株式会社

VRを駆使し 世界に“より近く”

─コロナ禍における市場環境の変化や、それらへの対応についてお聞かせください。

平田 新型コロナウイルスが確認されて約2年がたち、国内の感染者数も減少するなど、コロナ流行前の状況に戻りつつある印象です。しかし世界市場においては以前のように行き来できる状況には至っておらず、今後もニューノーマルの状態が続くと考えています。当社では、在宅勤務ができる環境を整備してテレワークを進め、営業や打ち合わせにVRや3Dエミュレーション(擬似再現)技術を導入するなど、海外に行かずとも仕事ができるように整えてきました。コロナ前はフェース・トゥ・フェースで会うのが普通でしたが、今や「打ち合わせはオンラインで」というお客さまが当たり前になっています。ですが、対話だけでは十分な情報を伝えられないため、VR空間に実際と同じ工場を再現し、設備を動かしてみせることで契約に至った例もあります。

─そうした背景を受けての業績予測や市場の見通し、事業の進捗などはいかがですか。

平田 今年3月期の売上高予想は670億円、営業利益35億円、経常利益37億円、純利益26億円と既に発表している通りです。市場では、電気自動車をはじめとするカーボンニュートラルの実現に向けた投資が全世界的に続くと予測しています。また、5Gの本格化や在宅勤務による需要の高まりで、半導体メーカーによる積極的な投資も続くのではないでしょうか。台湾大手のTSMCの熊本進出も非常に喜ばしいことだと捉えています。このほかでは、ソニア・セラピューティクス社(東京)と提携したがん治療装置の開発も進んでおり、アルゼンチンとインドネシアで進めている植物遺伝資源の共同研究も、今後の展開に大いに期待が持てそうです。

─コーポレートガバナンス(企業統治)コードの改訂と、その対応策について教えてください。

平田 今年4月から東証上場企業の市場区分再編が予定されており、当社はプライム市場への移行に向け準備を進めています。取締役会の機能向上や中核人材の多様性、持続可能な経営などを考慮しながら、中期経営計画を策定しているところです。

─昨春、熊本経済同友会の代表幹事のお一人として就任されました。今後の熊本に期待することは。

平田 熊本には国内外の企業の支店があります。その方たちと熊本の企業によるコラボレーションや、異業種同士が手を取り合うことで、世界市場に新たに展開できる可能性もあると思っています。
 

平田機工の熊本工場。写真右側の建物が本社工場
代表取締役社長 平田 雄一郎氏

VRを駆使し 世界に“より近く”

─コロナ禍における市場環境の変化や、それらへの対応についてお聞かせください。

平田 新型コロナウイルスが確認されて約2年がたち、国内の感染者数も減少するなど、コロナ流行前の状況に戻りつつある印象です。しかし世界市場においては以前のように行き来できる状況には至っておらず、今後もニューノーマルの状態が続くと考えています。当社では、在宅勤務ができる環境を整備してテレワークを進め、営業や打ち合わせにVRや3Dエミュレーション(擬似再現)技術を導入するなど、海外に行かずとも仕事ができるように整えてきました。コロナ前はフェース・トゥ・フェースで会うのが普通でしたが、今や「打ち合わせはオンラインで」というお客さまが当たり前になっています。ですが、対話だけでは十分な情報を伝えられないため、VR空間に実際と同じ工場を再現し、設備を動かしてみせることで契約に至った例もあります。

─そうした背景を受けての業績予測や市場の見通し、事業の進捗などはいかがですか。

平田 今年3月期の売上高予想は670億円、営業利益35億円、経常利益37億円、純利益26億円と既に発表している通りです。市場では、電気自動車をはじめとするカーボンニュートラルの実現に向けた投資が全世界的に続くと予測しています。また、5Gの本格化や在宅勤務による需要の高まりで、半導体メーカーによる積極的な投資も続くのではないでしょうか。台湾大手のTSMCの熊本進出も非常に喜ばしいことだと捉えています。このほかでは、ソニア・セラピューティクス社(東京)と提携したがん治療装置の開発も進んでおり、アルゼンチンとインドネシアで進めている植物遺伝資源の共同研究も、今後の展開に大いに期待が持てそうです。
 

代表取締役社長 平田 雄一郎氏


─コーポレートガバナンス(企業統治)コードの改訂と、その対応策について教えてください。

平田 今年4月から東証上場企業の市場区分再編が予定されており、当社はプライム市場への移行に向け準備を進めています。取締役会の機能向上や中核人材の多様性、持続可能な経営などを考慮しながら、中期経営計画を策定しているところです。

─昨春、熊本経済同友会の代表幹事のお一人として就任されました。今後の熊本に期待することは。

平田 熊本には国内外の企業の支店があります。その方たちと熊本の企業によるコラボレーションや、異業種同士が手を取り合うことで、世界市場に新たに展開できる可能性もあると思っています。
 

平田機工の熊本工場。写真右側の建物が本社工場

Data

概要

所 在 地

熊本市北区植木町一木111番地
【電話】096(272)0555

事業内容

各種生産システム、産業用ロボットおよび物流関連機器等の製造・販売

設   立

昭和26年12月

資 本 金

26億3,396万円

従業員数

連結2,414人、単体1,399人

関係会社

タイヘイテクノス(株)、(株)トリニティ、ヒラタフィールドエンジニアリング(株)ほか、海外に9現地法人を設置