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大熊本証券株式会社

知財を活用した企業支援に着手

─昨年3月期は好決算でした。

出田 コロナ禍でとられた日米欧の金融緩和策に伴い、日経平均株価がバブル経済崩壊後の最高値を更新するなど株式相場が活況でした。株式や債券の運用も好調で、昨年3月期決算は営業収益が10億1800万円、純利益が2億4500万円と3年ぶりの黒字決算に。今年3月期も前期並みを見越しています。業績好調の理由は相場だけによるものでなく、赤字決算が続いた期間に、店舗統合や組織改革を進めてきた成果が表れたとも見ています。2019年に立ち上げた企画本部は商品戦略や企画立案などの中枢機能をつかさどり、全社一丸で営業を考える組織として機能。相続や事業承継などの顧客ニーズにも対応できるようになりました。現場が考え、現場が動く仕組みができ、仕事の流れがスムーズになり、営業効率が上がってきています。

─対面型の営業スタイルが特徴です。

出田 近年はネット証券会社などが増え、地方で展開するリテール証券会社が少なくなっています。当社は地域に密着し従来型の対面提案を貫く、九州で唯一の独立系証券会社です。お客さまと対面で行うコンサル型の営業は、高齢の方以外にも、年齢に関係なく一定のニーズがあることを実感しています。担当者がいることは“心の安心”につながると思うのです。地域の証券会社としてさらに成長するために、今後力を入れるべきは「地域社会への貢献」だと考えています。
 
─地域貢献の一環として新規事業を始めました。

出田 企業が抱える技術的な課題に対し、全国の大学から解決のアイデアを募り、企業とのマッチングを図り事業化を目指す産学連携プロジェクトを進めています。また、昨年6月には経産省の採択を受けて中小企業支援事業を始めました。石川県の今村証券と地域未来創生機構、東京都の正林国際特許商標事務所と連携し、特許や技術、デザインといった知的財産を活用した企業支援に着手。優れた知財を持つ中小企業やスタートアップ企業が埋もれることなく、国内外で戦えるような企業に成長してもらうことがこの事業の目的です。新規事業でつながりのできた企業が、将来的に当社の法人顧客になってもらえるとうれしいです。

─今年の抱負をお聞かせください。

出田 「コロナ」を意識しない世の中になってほしいですね。今年は新規事業を進めていきます。地域貢献でブランド力を高めることも、地方証券会社の生き残り戦略として重要だと捉えています。
 

大熊本証券本店
代表取締役社長 出田 信秀氏

知財を活用した企業支援に着手

─昨年3月期は好決算でした。

出田 コロナ禍でとられた日米欧の金融緩和策に伴い、日経平均株価がバブル経済崩壊後の最高値を更新するなど株式相場が活況でした。株式や債券の運用も好調で、昨年3月期決算は営業収益が10億1800万円、純利益が2億4500万円と3年ぶりの黒字決算に。今年3月期も前期並みを見越しています。業績好調の理由は相場だけによるものでなく、赤字決算が続いた期間に、店舗統合や組織改革を進めてきた成果が表れたとも見ています。2019年に立ち上げた企画本部は商品戦略や企画立案などの中枢機能をつかさどり、全社一丸で営業を考える組織として機能。相続や事業承継などの顧客ニーズにも対応できるようになりました。現場が考え、現場が動く仕組みができ、仕事の流れがスムーズになり、営業効率が上がってきています。

─対面型の営業スタイルが特徴です。

出田 近年はネット証券会社などが増え、地方で展開するリテール証券会社が少なくなっています。当社は地域に密着し従来型の対面提案を貫く、九州で唯一の独立系証券会社です。お客さまと対面で行うコンサル型の営業は、高齢の方以外にも、年齢に関係なく一定のニーズがあることを実感しています。担当者がいることは“心の安心”につながると思うのです。地域の証券会社としてさらに成長するために、今後力を入れるべきは「地域社会への貢献」だと考えています。
 

代表取締役社長 出田 信秀氏

 
─地域貢献の一環として新規事業を始めました。

出田 企業が抱える技術的な課題に対し、全国の大学から解決のアイデアを募り、企業とのマッチングを図り事業化を目指す産学連携プロジェクトを進めています。また、昨年6月には経産省の採択を受けて中小企業支援事業を始めました。石川県の今村証券と地域未来創生機構、東京都の正林国際特許商標事務所と連携し、特許や技術、デザインといった知的財産を活用した企業支援に着手。優れた知財を持つ中小企業やスタートアップ企業が埋もれることなく、国内外で戦えるような企業に成長してもらうことがこの事業の目的です。新規事業でつながりのできた企業が、将来的に当社の法人顧客になってもらえるとうれしいです。

─今年の抱負をお聞かせください。

出田 「コロナ」を意識しない世の中になってほしいですね。今年は新規事業を進めていきます。地域貢献でブランド力を高めることも、地方証券会社の生き残り戦略として重要だと捉えています。
 

大熊本証券本店

Data

概要

所 在 地

〒860-0807 熊本市中央区下通1丁目7-19

事業内容

国内外の株式、債券、投資信託等の取り扱い

設   立

昭和22年(創業 昭和11年)

資 本 金

3億4,356万円

役   員

会長/出田信行
代表取締役社長/出田信秀
常務取締役/村上圭一郎
取締役管理本部長/池尻 修
取締役監査部長/中村浩一

従業員数

57人

ホームページ

https://www.daikumamoto.co.jp/