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熊本製粉株式会社

日清製粉と連携強化しさらに成長を

─今年1月から、日清製粉の傘下に入ります。

宮本 今回の株式譲渡は、熊本製粉の永続的発展への道筋です。日清製粉とはかねてから業務提携しており、今後も社名や事業内容、子会社を含む社員の雇用は従来と何ら変更はありません。小麦の調達力や研究開発力といった日清製粉のノウハウに加え、米粉・そば粉・焙煎(ばいせん)粉をはじめとする弊社独自の強みもあり、相乗効果を発揮していけそうです。昨年のもう一つの大きな出来事としては、熊本県学校給食会、熊本県パン協同組合と連携し、熊本県産小麦を主体的に使用したパン用小麦粉が、県内の公立小中学校と特別支援学校、定時制高校の給食に採用されました。国産小麦粉100%の給食パンは全国6例目、九州初の事例です。

─米粉の新商品が続々と登場しています。

宮本 「パンだふるパンミックス」は短時間でもちふわ食感のパンができる、優しい甘みを兼ね備えた米粉のミックス粉です。調理時間の大幅な短縮も実現でき、世代を問わず「作る楽しみ」が味わえます。下味要らずで天ぷらや唐揚げができる「てんから粉」は、冷蔵庫の余剰食材を手軽に調理でき、食品ロス削減に役立ちます。いずれも食物アレルギーにも配慮した商品で、「小麦アレルギーがあるが、家族みんなで同じ料理が食べられる」と喜びの声をいただいています。

─焙煎粉や、もち小麦商品も好調です。

宮本 全粒粉は栄養価が高く、食物繊維も豊富ですが、独特の青臭さがあります。これを解決するために研究を重ね、さまざまな穀物の香りとコク、うま味や甘みを楽しめる焙煎粉シリーズが誕生しました。また昨秋リリースした「HARUKAシリーズ」は、農研機構と共同開発した九州産もち小麦の商品です。国産もち小麦には珍しい強力系品種で、弊社の石臼技術を駆使し製パンや製麺に使い勝手の良い品質に仕上がりました。

─今後の展望についてお聞かせください。

宮本 国際情勢の変化で物価高が続いています。政府による麦価据置きの措置もありますが、副原料や包材、輸送料などの高騰は深刻です。物価上昇の中、価格転嫁については大きな課題です。同時に、国の食料自給率を上げていくことも喫緊の課題でしょう。地域や農家と連携しながら、作物を商品として届けることで「国消国産」を後押しするのが弊社の役割。今後も“地域に根ざした総合粉体メーカー”として、「地域の未来」と「健康とおいしさ」を支えるものづくりを続けます。
 

九州産のもち小麦種モチハルカを原料とした
HARUKA「石臼挽きもち小麦粉 紅」を発売
代表取締役社長 宮本 貫治氏

日清製粉と連携強化しさらに成長を

─今年1月から、日清製粉の傘下に入ります。

宮本 今回の株式譲渡は、熊本製粉の永続的発展への道筋です。日清製粉とはかねてから業務提携しており、今後も社名や事業内容、子会社を含む社員の雇用は従来と何ら変更はありません。小麦の調達力や研究開発力といった日清製粉のノウハウに加え、米粉・そば粉・焙煎(ばいせん)粉をはじめとする弊社独自の強みもあり、相乗効果を発揮していけそうです。昨年のもう一つの大きな出来事としては、熊本県学校給食会、熊本県パン協同組合と連携し、熊本県産小麦を主体的に使用したパン用小麦粉が、県内の公立小中学校と特別支援学校、定時制高校の給食に採用されました。国産小麦粉100%の給食パンは全国6例目、九州初の事例です。

─米粉の新商品が続々と登場しています。

宮本 「パンだふるパンミックス」は短時間でもちふわ食感のパンができる、優しい甘みを兼ね備えた米粉のミックス粉です。調理時間の大幅な短縮も実現でき、世代を問わず「作る楽しみ」が味わえます。下味要らずで天ぷらや唐揚げができる「てんから粉」は、冷蔵庫の余剰食材を手軽に調理でき、食品ロス削減に役立ちます。いずれも食物アレルギーにも配慮した商品で、「小麦アレルギーがあるが、家族みんなで同じ料理が食べられる」と喜びの声をいただいています。
 

代表取締役社長 宮本 貫治氏

 
─焙煎粉や、もち小麦商品も好調です。

宮本 全粒粉は栄養価が高く、食物繊維も豊富ですが、独特の青臭さがあります。これを解決するために研究を重ね、さまざまな穀物の香りとコク、うま味や甘みを楽しめる焙煎粉シリーズが誕生しました。また昨秋リリースした「HARUKAシリーズ」は、農研機構と共同開発した九州産もち小麦の商品です。国産もち小麦には珍しい強力系品種で、弊社の石臼技術を駆使し製パンや製麺に使い勝手の良い品質に仕上がりました。

─今後の展望についてお聞かせください。

宮本 国際情勢の変化で物価高が続いています。政府による麦価据置きの措置もありますが、副原料や包材、輸送料などの高騰は深刻です。物価上昇の中、価格転嫁については大きな課題です。同時に、国の食料自給率を上げていくことも喫緊の課題でしょう。地域や農家と連携しながら、作物を商品として届けることで「国消国産」を後押しするのが弊社の役割。今後も“地域に根ざした総合粉体メーカー”として、「地域の未来」と「健康とおいしさ」を支えるものづくりを続けます。
 

九州産のもち小麦種モチハルカを原料とした
HARUKA「石臼挽きもち小麦粉 紅」を発売

Data

概要

所 在 地

〒860-8625 熊本市西区花園1丁目25-1
【電話】096(355)1221

設   立

昭和22年5月

事業内容

製粉、加工食品、倉庫、太陽光発電

資 本 金

4億9,350万円

役   員

代表取締役社長/宮本貫治
常務取締役/藤江 修
取締役/松永幸太郎、浦郷弘昭、山口祥夫、岩山嘉男、鶴田正和、牛尾幸光
監査役/玉置継夫

従業員数

198人

出   先

営業所/福岡営業所、大阪営業所、東京営業所
工場/熊本工場、福岡工場、合志米粉工場
倉庫/花園倉庫、西合志倉庫、御代志倉庫

グループ企業

白熊商事(株)、熊本製粉ロジスティクス(株)、
(株)三協デリカ、(株)きりしまベーカリー

ホームページ

https://www.bears-k.co.jp/