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阿蘇製薬株式会社

新しいビジネスモデル構築にも挑戦

─事業の状況はいかがですか。
 
久木 コロナ禍1年目の一昨年は主力商品である救急ばんそうこうの国内売り上げが減少したのですが、昨年はコロナ禍前の売り上げ水準に戻り、ややプラスの状況まで回復しました。救急ばんそうこうの売り上げのおよそ8割を占める海外では、それぞれに状況が異なっています。米国では売り上げがコロナ禍前の状況に戻ったのですが、物流が停滞して生産に必要な資材が届かず輸送コストが高騰しました。工場のあるフィリピンでは政府が強制的に出社を制限したため現地での生産が減少。欧州では国境を越えた移動の制限により営業活動がままならない状況です。コロナ禍がまさにパンデミック(世界的大流行)であることを実感しました。
 
─コロナ禍の先を見据えた取り組みなどについてお聞かせください。
 
久木 コロナ禍による経済停滞のその先の変化を予測するのは難しいことです。主要取引先であるコンビニやドラッグストアに関する情報を収集し、それを迅速に事業経営に生かせるようにしなければなりません。国内には東京・大阪・福岡に営業所があり、各従業員とはウェブ会議などで状況を確認していますが、やはり膝を交えた会議を開いて事業を進めたいものです。また昨年、東京営業所に新事業企画推進室を設置し、当社の強みを生かせる新規事業企画を検討しているところです。当社にとって新しいビジネスモデルの構築にも挑戦したいと考えています。海外事業所については現地の人たちが経営管理を行う体制ですが、一昨年の2月まで米国で進めていた事業発展のための投資案件がコロナ禍で白紙になった状態なので、移動が可能になれば渡米し、その推進に取り掛かりたいと思っています。
  
─公益財団法人阿蘇火山博物館久木文化財団の理事長として、火砕流が発生した昨年10月の中岳噴火についてコメントをお願いします。

久木 当財団は阿蘇火山博物館(阿蘇市)を運営しています。昨年、中岳が噴火した際には多くの方が火口から3キロメートル以上離れた館内に一時避難されました。その後は県や阿蘇市から正確な情報発信を行っていただいたおかげで風評被害はなかったように思います。むしろ阿蘇火山博物館のホームページを見られた方々が、当館が昨秋開催した夜の阿蘇を巡るウオークイベント「阿蘇ナイトミュージアム」に注目していただいたようです。今後も魅力的なイベントなどを通じて地域に貢献できればと思っております。
 

〈左上〉アソ・コーポレーション(米国)、 〈右上〉アソ・アメリカス(メキシコ)、 〈下〉アソ・フィリピンINC(フィリピン)
代表取締役社長 久木 康裕氏

新しいビジネスモデル構築にも挑戦

─事業の状況はいかがですか。
 
久木 コロナ禍1年目の一昨年は主力商品である救急ばんそうこうの国内売り上げが減少したのですが、昨年はコロナ禍前の売り上げ水準に戻り、ややプラスの状況まで回復しました。救急ばんそうこうの売り上げのおよそ8割を占める海外では、それぞれに状況が異なっています。米国では売り上げがコロナ禍前の状況に戻ったのですが、物流が停滞して生産に必要な資材が届かず輸送コストが高騰しました。工場のあるフィリピンでは政府が強制的に出社を制限したため現地での生産が減少。欧州では国境を越えた移動の制限により営業活動がままならない状況です。コロナ禍がまさにパンデミック(世界的大流行)であることを実感しました。
 
─コロナ禍の先を見据えた取り組みなどについてお聞かせください。
 
久木 コロナ禍による経済停滞のその先の変化を予測するのは難しいことです。主要取引先であるコンビニやドラッグストアに関する情報を収集し、それを迅速に事業経営に生かせるようにしなければなりません。国内には東京・大阪・福岡に営業所があり、各従業員とはウェブ会議などで状況を確認していますが、やはり膝を交えた会議を開いて事業を進めたいものです。また昨年、東京営業所に新事業企画推進室を設置し、当社の強みを生かせる新規事業企画を検討しているところです。当社にとって新しいビジネスモデルの構築にも挑戦したいと考えています。海外事業所については現地の人たちが経営管理を行う体制ですが、一昨年の2月まで米国で進めていた事業発展のための投資案件がコロナ禍で白紙になった状態なので、移動が可能になれば渡米し、その推進に取り掛かりたいと思っています。
 

代表取締役社長 久木 康裕氏

 

 

─公益財団法人阿蘇火山博物館久木文化財団の理事長として、火砕流が発生した昨年10月の中岳噴火についてコメントをお願いします。

久木 当財団は阿蘇火山博物館(阿蘇市)を運営しています。昨年、中岳が噴火した際には多くの方が火口から3キロメートル以上離れた館内に一時避難されました。その後は県や阿蘇市から正確な情報発信を行っていただいたおかげで風評被害はなかったように思います。むしろ阿蘇火山博物館のホームページを見られた方々が、当館が昨秋開催した夜の阿蘇を巡るウオークイベント「阿蘇ナイトミュージアム」に注目していただいたようです。今後も魅力的なイベントなどを通じて地域に貢献できればと思っております。
 

〈左上〉アソ・コーポレーション(米国)、 〈右上〉アソ・アメリカス(メキシコ)、 〈下〉アソ・フィリピンINC(フィリピン)

Data

概要

所 在 地

〒869-1101 菊池郡菊陽町津久礼91-1
【電話】096(232)2131

業務内容

医薬品等製造販売業(救急絆創膏、磁気絆、魚の目絆ほか)

設   立

昭和25年10月

資 本 金

5,000万円

役   員

代表取締役社長/久木康裕
取締役/久木敏子、上村行弘、生山三雄

従業員数

190人

営 業 所

東京営業所、大阪営業所、九州営業所

グループ企業

アソ・インターナショナル(株)、康和(株)、アソ・コーポレーション(米国)、アソ・アメリカス(メキシコ)、アソ・フィリピンINC.、アソ・ヨーロッパ(オランダ)、(公財)阿蘇火山博物館

ホームページ

https://www.aso-pharm.co.jp/