HOME | トップインタビュー | 味岡生コンクリートグループ

味岡生コンクリートグループ

林業と農業分野の振興にも貢献を

─公共工事と密接に関わる業界の状況は。

味岡 国内の公共工事については、山間地の林道や作業道の整備はほとんど済み、また、市街地や平坦地の道路整備も一段落している状況です。公共工事が減少する中で全国的に業界の集約化が進み、近年では特に自主廃業が目立つようになっています。振り返ってみると、1975年に業界団体の「全国生コンクリート工業組合連合会」が設立されて以来、出荷量は年々伸び続けてきましたが、ここ2年ほどは減少が続いています。以前は九州8県全体で年間千数百万立方㍍ほどの出荷量を誇っていました。しかし、2020年度、21年度と連続して1000万立方㍍を下回っている厳しい状況にあります。生コンは半製品でありながら、それなりの利益を生みますが、固定費が大きく、経営状況は需要に大きく左右されます。需要減が続いたことが、自主廃業の増加の要因だと見ています。

─グループでは、林業や農業分野への事業展開も図っています。

味岡 熊本豪雨からの復興事業では、球磨川や川辺川沿いで工事が進む一方、山間部では手つかずの箇所が多くみられます。林業関係者が山の手入れに入れない状態が続いており、球磨人吉の林業にとっては大きな課題です。その一方で明るい話題もあります。21年10月、「改正木材利用促進法」が施行され、木材の利用促進の対象が公共建築物から民間建築物にも広がりました。高強度コンクリートと木材を組み合わせたハイブリッド工法も認可され、集成材を活用した17階建てのオフィスビルの建設計画や、河川でのアーチ型木製ブリッジの建設が全国で始まり、林業振興への追い風になると期待しています。農業分野ではすでに別会社の味岡南ヶ丘農園が阿蘇郡高森町で高原野菜の栽培に乗り出し、キャベツ、ノザワナ、ニンジン、バレイショ、ニンニクの栽培・出荷を開始しています。

─これからの国内経済をどう見ていますか。

味岡 円安、原料高の中で、日本は資源の多くを外国からの輸入に頼っています。以前は、数年に一度、セメント価格がトン当たり数百円値上がりする程度でしたが、21年の暮れあたりからは一気に数千円も高騰。世界的なカーボンニュートラルの波の中で、コロナ禍とウクライナ戦争があり、さまざまな原料が一気に値上がりしている状況です。時代が「平成」から「令和」に変わっただけでなく、国内経済は、私たちが想像している以上に大きく変化していると感じています。
 

 
代表取締役 味岡 和國氏

林業と農業分野の振興にも貢献を

─公共工事と密接に関わる業界の状況は。

味岡 国内の公共工事については、山間地の林道や作業道の整備はほとんど済み、また、市街地や平坦地の道路整備も一段落している状況です。公共工事が減少する中で全国的に業界の集約化が進み、近年では特に自主廃業が目立つようになっています。振り返ってみると、1975年に業界団体の「全国生コンクリート工業組合連合会」が設立されて以来、出荷量は年々伸び続けてきましたが、ここ2年ほどは減少が続いています。以前は九州8県全体で年間千数百万立方㍍ほどの出荷量を誇っていました。しかし、2020年度、21年度と連続して1000万立方㍍を下回っている厳しい状況にあります。生コンは半製品でありながら、それなりの利益を生みますが、固定費が大きく、経営状況は需要に大きく左右されます。需要減が続いたことが、自主廃業の増加の要因だと見ています。

─グループでは、林業や農業分野への事業展開も図っています。

味岡 熊本豪雨からの復興事業では、球磨川や川辺川沿いで工事が進む一方、山間部では手つかずの箇所が多くみられます。林業関係者が山の手入れに入れない状態が続いており、球磨人吉の林業にとっては大きな課題です。その一方で明るい話題もあります。21年10月、「改正木材利用促進法」が施行され、木材の利用促進の対象が公共建築物から民間建築物にも広がりました。高強度コンクリートと木材を組み合わせたハイブリッド工法も認可され、集成材を活用した17階建てのオフィスビルの建設計画や、河川でのアーチ型木製ブリッジの建設が全国で始まり、林業振興への追い風になると期待しています。農業分野ではすでに別会社の味岡南ヶ丘農園が阿蘇郡高森町で高原野菜の栽培に乗り出し、キャベツ、ノザワナ、ニンジン、バレイショ、ニンニクの栽培・出荷を開始しています。
 

代表取締役 味岡 和國氏

 
─これからの国内経済をどう見ていますか。

味岡 円安、原料高の中で、日本は資源の多くを外国からの輸入に頼っています。以前は、数年に一度、セメント価格がトン当たり数百円値上がりする程度でしたが、21年の暮れあたりからは一気に数千円も高騰。世界的なカーボンニュートラルの波の中で、コロナ禍とウクライナ戦争があり、さまざまな原料が一気に値上がりしている状況です。時代が「平成」から「令和」に変わっただけでなく、国内経済は、私たちが想像している以上に大きく変化していると感じています。
 

 

Data

概要

所 在 地

〒868-0415 球磨郡あさぎり町免田西3278
【電話】0966(45)0100

設   立

昭和62年11月30日

業務内容

生コンクリート製造販売

資 本 金

3億740万円(グループ計)

役   員

代表取締役/味岡和國

従業員数

374人

関連会社

味岡ホールディングス(株)、滋賀味岡生コンクリート(株)、広島味岡生コンクリート(株)、味岡ヤマト生コンクリート(株)、福岡味岡生コンクリート(株)、長崎味岡生コンクリート(株)、大分味岡生コンクリート(株)、味岡ガイナン生コンクリート(株)、熊本味岡生コンクリート(株)、味岡有明生コンクリート(株)、宮崎味岡生コンクリート(株)、味岡西諸地区建設事業協同組合、鹿児島味岡生コンクリート(株)、味岡(株)、味岡マシナリー(株)、味岡リース(株)、味岡安全機材(株)、九州味岡エナジー(株)、三洋開発商事(株)、味岡アイキ生コンクリート(株)、味岡南ヶ丘農園(株)、味岡三和生コンクリート(株)、味岡三和砕石(株)、味岡葦北中央生コンクリート(株)

ホームページ

http://www.ajioka-namakon.co.jp/